派遣社員が妊婦になったら不当っぽい扱いを受けた話(納得いかねーよ編)

前の記事の続きです。
マガジンにまとめてみたのでよろしければ…


休業が明けるも、結局週2日ほど休みながら働くこと1か月、契約更新の時期となりました。

派遣会社👩‍💼から「次回契約(=9/1〜)も1か月延長で決まりましたので」と連絡があったので、了承して就業を続けることに。
これが7月末のことです。

この頃から、徐々にこの状況を客観視できるようになってきました。

まてまて。「業務負担が心配」なら、契約単位を短くするのは何の対処にもなってないんじゃないのか…?
これ、おかしい? 出てこれないならいつでも切りますってこと…?

派遣社員あるあるかもしれませんが、1か月後に切られるかもしれないんだ、という不安が強くなってきて、
この頃から夫にもよく相談していました。

夫も「契約単位短くするのはどう考えてもダメだよね。ましてや妊婦相手でさ、どういう理由付けでもそれは妊娠を理由に残りの契約短くしたって捉えられるわけで、なんか言われたらマズいって分かんないのかな…? ヤダって言ったら2か月に戻してもらえるんじゃない?」と、やはり疑問ありまくりの様子。

さすがに無いと思うけど、切られて産休育休取れませんでしたとかなったら最悪だし、希望はちゃんと伝えたほうがいいんじゃないか、あんまりアレなら労働局とかにも聞いてみよう、という話を2人でしたりなどして、次回更新の話し合いの機会を待ちました。


8月中旬になり、派遣会社と契約更新の話をすることに。
👩‍💼「体調大丈夫?人めっちゃ辞めてるって聞いて心配なんですけど残業大丈夫?ストレス大丈夫?とても心配です〜😔」みたいな調子で切り出されてちょっと面食らった記憶があります。
まあ直近に私が数日欠勤してたせいもあったのかも。実際は、この頃には安定期に入って体調はだいぶマシだったし(勤怠状況も6月7月よりは改善)、人が辞めてるのは別の課だったので、何をそんなに…と感じたのが正直なところでした。

更新の意向はどうか、何か確認事項や困りごとはないかと聞かれたので、
産休入りまでできる限り働きたい意向は変わっていない
産休と育休は確実に取れるのかが心配
と希望を伝えました。

👩‍💼「わかりました。そうですよね。産休育休取得については直前までのご契約が必要(※)なので、企業様🥸のご意向によります(※)けど…もし今後また2か月更新に戻せたとして…


私も後から分かることになるのですが、この部分には語弊があります。
・産休は雇用形態に関わらず取らなければいけないものであり、育休は1年以上同じ会社でフルタイム勤務しているなら取得できます。
・休暇取得直前までの契約が必要なのはあくまでこの派遣会社のルールです。
・そもそも休暇取得は派遣会社(=雇用主)側の制度であり、就業先企業が取得可否を決めることはありません。

もし?
また?
戻せたとして???
って言った??チャンスかも!?!?
と、ここぞとばかりにいちばん気になっていた点を話しました。

🤰「今おっしゃった、2か月更新が〜ってところについてなんですが…正直1か月更新になったところで業務負担って全然楽になってないですし、体調も回復しつつあるので2か月更新に戻してほしいです。
6月7月かなり休んでしまってご迷惑おかけしたのはよく承知していて、申し訳なかったので言い出せなかったですけど、そもそも、何で1か月更新に変わったのかっていうところをいま一度教えていただきたくて…。
ご心配いただいているのはよく理解してますしありがたいんですが、それ以外の、事由とか根拠って何かあるんでしょうか」

め〜ちゃくちゃ心臓バクバクした。けど、経緯を整理するのに手帳にたくさんメモをしていたので、それを手元に用意してなんとか伝えきりました。


👩‍💼「🤰さんの体調が心配っていう企業様🥸のご意向があって、1か月ごとの契約でキリ良くして様子を見ながらご就業いただこうというのと、…あとは正直なところ、やはり欠勤が多かったことで、労働力の提供が不十分だというご判断で…引き続き1か月ごとの契約としたい、とお話がありました」


初回の記事でちょっと書いたのですが、🥸は責任者なのに従業員をまったく大事にしないタイプで、品もない思いやりもないみたいな評判です。あんまり言うと悪口になるのでアレだけど…
なので、派遣社員のこと労働力って言うんだ(笑)というところは引っかかったしドン引きでしたが、あの人ならまあ言うか〜という変な納得感もありました。


🤰「そうですか………………そうですか、でもそれって、妊娠を理由に契約短くしたってことにならないんですかね?

👩‍💼「うーん……確かに🥸の言い分はあんまり常識的じゃないなとは思って……普通の企業さんあまりこういうこと言わないので。私からも強く言えなくて申し訳ないです……」

🤰「例えばですけど、最悪のパターンで、産休に入れないで契約終わって育休も取れないとかなるとちょっと、困っちゃうので…6月7月に出勤できなかった分は、今後できるだけ出て、やれることを着実にやっていくより他ないと思っているので、引き続きお願いいたします」

👩‍💼「そうですよね、今の契約終了になってしまったら新しいお仕事決めたりとかで、お身体のこともあるのに大変になっちゃいますもんね…。数日中に🥸とお会いする予定があるので、ご希望お伝えしまして、またご報告しますね」


このときのやり取りで決定的になったのが、👩‍💼がかなり頼りないということでした。
休暇の取得可否は就業先の意思によるからとか、新しい仕事探して云々とか、ふつうそのまま私に言うか……? それをそうならないように調整するのがあなたの仕事じゃないんか〜。

やはりというかなんというか、後日👩‍💼経由で🥸から返ってきた答えは、
会社の方針として、2か月毎更新に戻すのは難しい
・労働力の提供が十分とはいえないことが理由
・例え妊娠を理由とした契約変更であっても、解雇していないんだから法務上問題はない認識だ
というものでした。

はあ〜〜???


👩‍💼も「こちらも乱暴なこと言われて驚きまして…上の者とも話し合います…申し訳ないです…」としか言ってくれず(まあ本当にそうだったんだろうけども)、呆れと怒りでどうにかなりそうでした。

働きながら妊婦やるって、こんな思いしないといけないの?

しかしおれは絶対に育休を取る、こんな話に首を縦に振るわけにはいかんのだ。



次回に続きます。




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