【科学絵本のすすめ】はじめてのてんきえほん
昨年放送されていた、NHKの朝ドラ「おかえりモネ」見ていましたか?
私は、気づいたら出産後くらいから15年くらい?朝ドラを見るのが習慣になっています。夫や子どもたちはリアルタイムでは見られないため、元々見ていませんでしたが、最近は録画したりNHKプラスを利用して家族みんなで見るようになっていて、「おかえりモネ」ももちろん見ていました。
先日、6年生の娘が「図書室で、モネちゃんが勉強に使っていた天気の絵本に似ているのを見つけたよ」と学校で借りてきた絵本を見せてくれました。
「はじめてのてんきえほん」という本です。
「おかえりモネ」は、めちゃめちゃ簡単にいうと、主人公の百音(ももね)ちゃんが知識ゼロのところから猛勉強して気象予報士になるお話なのですが、まず最初に絵本を使って勉強を始めるんです。ドラマの中でその絵本が少し出てくるのですが、絵がとってもかわいくてわかりやすそうだったので、私も娘も記憶に残っていました。
実際にドラマで使われた絵本は美術さんが特別に作ったもので実在しないようなのですが、調べてみると似たような天気に関する絵本はたくさんありそうだったので、そのうち絵本を使って子どもと一緒に天気の勉強するのもいいかもなぁ、とドラマをみていた当時は考えていました。
ほぼ毎日、テレビで天気予報を目にしていて、気象予報士の方の「低気圧が近づいてきて…」のような説明を耳にしているわりに、意味がたいしてわからず聞き流していたので、気象の知識があれば楽しいかなと。
でも、そんなこと考えていたことをすっかり忘れていたところに、娘が天気の絵本を借りてきてくれたので、これは読まないと!と早速絵本を開いてみました。
内容としては「くもはどうしてできるの?」、「風はくうきのうごきだよ。」といった気象の初歩の初歩をかわいい絵と文章で解説してくれています。個人的には雷やオーロラについてのページや、空が青い理由・夕日が赤い理由などの説明のページが興味深かったです。小さいお子さんでも理解しやすい内容な分、高学年のお子さんには物足りない部分もあるかもしれません。なので、この本を読んでもっともっと知りたい!と興味を持ったら、もっと専門的な本に挑戦してもいいと思います。
この「はじめてのてんきえほん」はシリーズになっていて、「はじめてのほしぞらえほん」、「はじめてのうちゅうえほん」などもあります。
小さい字の説明も多いので、大勢の前での読み聞かせはむずかしいかもしれませんが、親から子への読み聞かせにはおすすめです。
植物、食べ物、海、川、山、空、宇宙…など様々なことを教えてくれる絵本がありますが、科学絵本ってなんとなく勉強っぽくて敷居が高く感じるかもしれません。でも、幼児向け、小学生低学年向けの科学絵本はたくさんありますし、自分(親)は興味がなくても、こどもは何に興味を持つのかわかりません。お子さんの可能性を広げるためにもぜひ。
説明内容よりも、最初は写真や絵が大きかったり見やすいものを選ぶのがおすすめです。まず子どもはビジュアルから入りますよね。そして、字が多いと、読んであげるのも大変ですよね(;^_^
もし、お子さんがどっぷりハマったら、ぜひ図鑑などもっと詳しい本を読ませてあげて下さいね。