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辛基秀氏提供展示写真 in ピースおおさか

「ピースおおさか」展示資料の見直し

 「ピースおおさか」は平和展示を目的に開設されたが、その一区画、展示室Bの「朝鮮コーナー」の展示資料として、開設当初より、辛基秀氏提供とされる写真パネルの展示が成されていた。
 しかし、写真の出典を巡り、事実と異なる写真にキャプションを付けていることが発覚し、展示内容が大幅に入れ替ることに成った。その中に、この写真とは別に、辛基秀氏提供の一枚をして含む計3枚が虚偽の展示として外されることに成った。詳細は「ピースおおさか」作成の次のPDFを参照して欲しい。

https://www.peace-osaka.or.jp/pdf/20111028.pdf

変更前の展示室

以前の展示室Bの展示状況右手に「朝鮮コーナー」がある。:出典上記PDF

検証の結果、大幅に見直された「朝鮮コーナー」

見直された」:出典上記PDF
外されたバネル
①B-6解説パネル「強制連行と強制労働」

②写真a「虐待された土木労働者
逃亡を企てたり、反抗的な労働者は、
非人道的な罰があたえられた。」

「写真a」のキャプション

虐待された土木労働者 逃亡を企てたり、反抗 的な労働者は、非人道的 な罰があたえられた。 出典『日本写真史』 平凡社刊

※旭川市立図書館所蔵の「旭川新聞」の大正15年9月9日号に当該写真記事の掲載を確認。

1926年以前に撮影されたものであり、解説内の1939年と整合性が無く撤去

「写真b-1」と「写真b-2」計2枚のキャプション

鉄道工事場での朝鮮人虐殺
労働条件の改善を求める朝鮮人労働者のストを暴力で鎮圧、3 人を殺害、30 名に重軽傷を負わせた。提供 辛 基 秀

※ 朝鮮民衆新聞社編『朝鮮解放1年』水野直樹訳(新幹社1994年)22 頁に、 1932年5月4日岩手鉄道工事場での事件である旨記載されていることを確認。

1932年に撮影されたものであり、解説内の1939年と整合性が無く撤去

「写真c」のキャプション

ダム建設現場のトロッコ押し
朝鮮人労働者は、そのほとんどが危険をともなう重労働につかされた。
提供 毎日新聞

※『別冊1億人の昭和史 日本植民地史1朝鮮』(毎日新聞社1978年)221頁に、朝鮮で建設途上だった水豊ダムの工事現場の写真として掲載されていることを確認

朝鮮で建設途上だった「水豊ダム」 において撮影されたものであるので、解説パネルにある「…朝鮮人を強制的に日本に連行と整合性が無く撤去

辛基秀氏提供展示写真

 「写真a」と共に、所謂『強制徴用』という、新たに造語された概念のイメージとして流用され続けている写真である。でも、そのキャプションには、次の通りであり、それが調査による史実に基づくもので在るならば、
戦前の「徴用」とは無縁でもあり、且つ、現時点で出典は辛基秀氏個人と成っており、他の写真とキャプションの整合性から視て、充分な検証の上、展示されたものでは無い可能性を指摘しておきたい。自分であれば、この写真も含め、一旦撤去し、然るべき立証が在る迄、展示は保留すべきで在ったもりと考えます。

兵庫県大久保の刑務所を出獄した朝鮮の青年
たち 提供 辛 基秀氏
Korean youth released from Japanese prison in Hyogo Prefecture.

やせこけた姿が、虐待の日々を物語る。

兵庫県大久保の刑務所を出獄した朝鮮の青年たち 提供 辛 基秀氏
Korean youth released from Japanese prison in Hyogo Prefecture.

「やせこけた姿が、虐待の日々を物語る。」

との、キャプション付きのパネル展示と成っている

反日写真の火元調査

 実を言うと、自分は過去、インターネット上で、この写真を含めて、掲載時期の調査をしたことが在りました。記憶も10年近く前のことであり、今日改めて、照合するとズレが在りました。上掲の写真も記憶は「広島」と置き換わってました。古いPC上での照合でしたし、保存媒体もフォーマットも不明な為、復元は諦めていますが、韓国国内の新聞掲載、写真展示イベント、そして日本のピースおおさか等が出火場所として、「反日写真」は、今の韓国人の脳に「群れの真実」として刷り込まれて来たのが実際のところです。
 復元は無理ですが、今判る範囲で、ここに見付けたリンク等を貼って行くつもりです。
 尚、インターネットでの調査ではインターネット普及以前を追うことは出来ません。その先は、新聞や書籍そしてマスメディアによる流布が出火場所に成ります。取り敢えずは、その存在を突き止める、現物を抑えることが、前後の汎ゆる反日騒動の実史を明らかにすることに成ります。

 尚、写真流用は「軍艦島」以外に「北朝鮮」も存在する。中国での理由も在る。イメージに沿っていたら絵画でも構わないのであろう。そういう大陸文明には違和感しか感じないが、それが現実だ。

以下は、自分のハンドル名のコメントが登場していない。恐らくリバイバルのスレかと。自分は何処で活動していたのか今の所不明だ。


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