諸星大二郎の『世界伝奇行 ―中国・西遊妖猿伝編―』
先日、書店で諸星大二郎の『世界伝奇行 ―中国・西遊妖猿伝編―』を見つけて買った。こんな本が出ているとは知らなかった~。
初の中国取材旅行だという。
ええええ、中国もの多いのに、現地を見ずにあれだけ描きこんでいるのか~。
西遊妖猿伝は、ずっと買っていたのだが、途中で連載が止まり、再開されてまた書い始めても、どこまで買ったかがわからなくなって止まっている。沙悟浄に会って、砂漠にまでは踏み出した…。
ちょうどこの本のカバーしているところくらいまでは読んでいたので、楽しかった。
同じ写真家・佐藤健寿と組んだ「パプアニューギニア・マッドメン編」もあると知った。アマゾンにあったので早速申し込んだ。
マッドメンシリーズは全部読んでいるし、なんせ完結している…。
おまけに舞台は西半分はインドネシアのニューギニアだ。
学生時代の国際交流団体で参加した会議で、パブア・ニューギニア代表が来ていたこともあったな。元気にしているかな。
カーゴ・カルトという言葉は、この漫画で覚えたのだ。
うっかり間違えて2冊も頼んでしまったけど、届くのが楽しみだ。
予定より早く火曜日に届きました~。
細野晴臣、萩尾望都、高橋留美子とのそれぞれの対談も掲載されていて読み応えがありました。
特に、同じ旅行ではしごした大好きな諸星大二郎と萩尾望都の対談って!!同じ24年組だったんだね。
細野晴臣はマッドメンに触発された「The Madmen」という曲があることを初めて知った。