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ジェジュンのエッセイ本「Space Seoul」が届いた
今日、アマゾンで注文していたジェジュンのエッセイ本「Space Seoul」が届いた。
嬉しい!!
ジェジュンが10月に韓国でエッセイ出版 : アラカン(ほぼ)の韓流韓国語手習い
発売されたら、韓国のオンライン書店に注文しようと思っていたのだけど、タレント本だからなのか、検索に引っかかってこない。
それで結局、アマゾンで頼んだのだ。
10月15日に注文していたのだが、12月8日から12月11日までにお届け、になっていたから届くのはもう少し先だと思っていたのだ。
韓国からKSE経由で佐川急便で届いたようだ(佐川の伝票の下にKSEの伝票が)。
KSEとは?KSEの追跡方法|Qoo10・韓国通販・追跡・国際エキスプレス | てちゅんさるじゃ
シールパックした上にプチプチ、さらにプチプチ封筒、と丁寧な梱包だった。
予想以上に写真が多く、文章が多い写真集、という感じ。
これまで漫画を中心にいくつか韓国語の本を買ってみたけれど、なかなかオールハングルはとっつきにくく挫折していた。
ジェジュンの書いたものなら、頑張れるかな?
表紙見返りの言葉。
歌をつくり歌いました。
演技をしました。
利口であるより善良な大人でありたいです。
今は町内の青年で
いつか町内のスーパーの社長になります。
目次
本には目次はないのだが、スペース#1、#2とソウルの場所を表す章立てにになっている。
プロローグ
スペース#1 録音室
スペース#2 会社
スペース#3 車内
スペース#4 ミュージックビデオの現場
スペース#5 練習室
スペース#6 フィッティングルーム
スペース#7 舞台
エピローグ
章の末尾にSmall Talkというミニインタビューがついていることも。
写真はカラー・モノクロ合わせて103枚(数え間違えていたらごめんなさい)。
室内や小道具などのカット写真もあるが、ほとんどがジェジュンが写っている写真。素の姿っぽくていい。
![](https://assets.st-note.com/img/1667563645748-Jdo7DdLKOn.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1667563675214-HX8cYtHiAg.png?width=1200)
試しにいくつか訳してみたが、一文が短く素直なのでわかりやすい。
また、使う言葉や言い回しも、聞き慣れた物が多くて親しみやすい。日本語でも自分を表現するジェジュンは、意識してか無意識なのか、韓国語、日本語に共通する漢字語を使うことが多いのかもしれないと感じた。
プロローグ
時間を共に過ごすという言葉をよく使います。この本は私たちが空間を共に分かち合えないかと考えながら始まりました。
私をつくった空間で私が作っていくものに対する断片を合間合間に記録しました。新しいアルバムや公演の準備をする過程で私の経験や私のスタッフたちの話を集めました。その場所を一緒に歩む気分を伝えたかったのです。今までしてきたCDやドラマのような作品とは違い、手慣れずたどたどしい部分も多いと思います。
写真は最大限、日常的で飾りや誇張なく自然のままに記録するようお願いしました。手入れをしていない顔でも、私がフレーム内にいなくても、大丈夫だからと。ページをめくるたびに私たちがその席に一緒にいる気分を感じるようにしたかったのです。
経験と記憶を共有することほど大切なことはないと思います。一緒に行った人たちと話を交わしながら思い出したことが、写真や映像に記録することより生き生きと鮮明に残るということを学びました。
長い時間が過ぎた後も、一緒にいた空間で私たちが交わした話が変わらず多く残っていることを願います。
#1 レコーディングルーム(冒頭)
久しぶりのレコーディングルームだ。12年の間、私の声が入ったほぼすべての曲がここで録音された。レコーディングルームに降りていく階段の数は数えたことがないが、最後のステップと階段ひとつひとつの高さを体が正確に覚えている。レコーディングルームの扉を開けながら、どの機材がどこにあるのか頭の中で描くことができる。床の染みを見ながら数年前の夏、暴雨で雨漏りした日の話を昨日のことのように聞くことができる。白っぽい埃が積もった古い機材を指さして「使うこともないのになぜ捨てないの?」と聞けば「知らん。そのまま捨てちゃう?」「うん。…いや」などと他愛も無い会話を交わしながらうっすら笑う状況も目に浮かぶように描くことができる。
先に来て待っていた人たちと一人ひとり挨拶を交わした。プロデューサーやA&R(Artists and Repertoire*1)ファミリーたちだ。もう少し愉快なトーンで会話を交わす。これから何時間もの間この空間でどんな時間が流れ込み流れ出すかあまりにもよく知っているので、今からは雰囲気を柔らかくする必要があるのだ。日頃スピーカーに向かって座っているのに、レコーディングルームで座ると緊張してしまう人たちが意外に多いのだ。自分がそうだからよくわかる。レコーディングブース内に入ると予想通りおなじみの寂寞が待っていた。そしてなか慣れることができない感覚と向かい合った。
韓国でのサイン会の様子。
拙訳です。間違っていたらごめんなさい。