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神戸にフェリーで行った。帰りは台風で欠航

25日のジェジュンのFlower Gardenコンサートに参戦するために、24日の夜宮崎カーフェリーで神戸に行った。
25日の昼前(午前11時にその日の運行が決定するそうだ)に電話があり「26日(私の乗船予定日)、27日の便は結構となりました。今日の便はでますがどうなさいますか?」と聞かれた。
コンサートに参加してからだととても間に合わないし、そのあと兄貴と会う約束もしている。
結局、帰りの便はキャンセルし、別途、26日昼の伊丹から飛行機便を予約、無事、台風前に宮崎に戻ってきた。

台風にたたられ、予定をきりあげてばたばたした旅だったけど、まあ楽しかった。

宮崎カーフェリーは2022年4月に就航した新造船。何回か利用してきたけれど新造船は初めて。

まず新しい。前の船は古い船特有?の油の匂いがしていたのだけれど、油の匂いがない。トイレも戦場トイレで明るくきれい。

出航する船から見た宮崎ターミナル

神戸宿泊プランパックのドミトリーは細い通路の両側に向かい合わせの2段ベッド4つがあり、2段ベッドの上側には突き当りの階段でのぼるようになっている。その通路が大きな通路に通じていて、そことの境は夜にはアコーディオンカーテンで仕切ることができる。このセルの単位が20人。セルの中はみな女性だったみたい。大きい通路には男性も歩いているのでびっくりした。
古い船は入り口に大きい鉄の扉があって、真ん中に通路があり、その両側に通路に面して2段ベッドが並んでいた記憶がある。
前に比べてプライベートな感じかな。私のセルは両方とも上の段に人がいなかったので、結構落ち着けた。

船内でミニコンサート

今回の船は3階と4階の間の踊り場が長く張り出していてミニステージになっており、金土にはミニコンサートが開かれることがある。
土曜の夜には『稲山莉乃碧&黒田真実 船内ライブ』があり、フルートとピアノのポップスメドレーだった。あまり知っている曲はなかったのだけど、上に抜けてくるフルートの音が気持ちいい。

『海の上の発表会』として

謝礼として、出演者さまの乗船代(5名様まで)を負担します。現金での出演料のお支払はありません。

というからちゃっかりしていると思うけど、演奏者は演奏機会が増えるしいいのかな。

キッズルームの子供の歓声が響き渡るし、お客さんもうろうろするしで大変だけどね~。

そして神戸着。

こちらはポートライナー車窓から見たカーフェリー。夕方乗る予定だったのが台風で欠航になった。

子供のころから船の離岸と着岸を見守るのは趣味。
まだ幼稚園の頃かな、今はなき宇高連絡船で、夜、高松を出港して宇野港近くまで行って戻ってくる「納涼船」というのがあって、船の上でダンスパーティーがあり、ダンスパーティー好きだった両親は子連れでよく参加していた。
このとき、着岸を見たくてずっと乗降口で見守っていて、タラップがかけられたので真っ先に降りて待合室で待っていたら、私が行方不明になった、と大騒ぎになっていた。
母はてっきり手すりの隙間から海に落ちたと思い込んでいたという。
えらい怒られた;;

今回は車の乗降口が船のお尻じゃなくて腹にあり、通路のギミックが動くのを見たくてずっと待っていた。

すると「三宮行連絡バスをご利用のお客様は間もなく発車いたします。急いでご下船ください」と船内アナウンスが…。
前回は三宮までてろてろ歩いたけど、今回は暑いしとても歩く体力はない…。
もう荷物はまとめてあったので慌てて下船して、階段を重たい荷物もってばたばた行って、間に合いました!つうか、まだ余裕あった…。

バスが到着するのはJR三ノ宮駅東口お向かいのMINTという商業施設。
そこからだいたい地図であたりをつけていた東口のコインロッカーを目指す。
駅の構内地図を確認していたら、ロッカーの係員?のおじさんが「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。
「この荷物ロッカー入りますかね~」
「ああ、この先右側に大きいコインロッカーがありますから、そこならいろいろありますよ」

で、たどりついたコインロッカー。大型が入り口にありコロコロとバックパックは余裕で入ったけれど700円。高いね。で、100円玉しか使えなかった。600円しかなかった…Orz。そのまま荷物を引っ張り出して奥の両替機まで行って両替してやっと預けることができた。

その隣の喫茶店が開いていたのでモーニングを食べた。

以前、インドネシアの揚げせんべいウンピンを仕入れた神戸スパイスというお店が近くの国際会館にあり10時開店というので、どんな品揃えなのかみたい、と行ってみることに。

朝から暑い。上を通るのはいやだからサンチカからと思ったのだが、サンチカへの入り口がわからない。
駅前の工事の影響で、ぐるっと山側の入り口から回り込まなければいけなかったようだ。

地下道に降り、サンチカに入っても、まだ店が開いてないので暑い。
座るところがない。
国際会館への入り口のところ、三宮・花時計前駅のところに座るところがあったのでやっと一息…。

10時の開店で神戸スパイス行ってみましたが、アナーキーな食品店の通販とちがってお上品でおしゃれなスパイス屋さんでした~。でもまあ色々珍しいスパイスも置いてあって楽しかった。

その後、地下道をたどって三宮センター街に。昔なじんだ店がないのは知っていたからてろてろ歩いていたらジュンク堂があった~。

もう、路面店でなくなったのね~。5階くらいまでありました。
昔は店の前にマリリン・モンローのロボット?が置いてあって「帰らざる河」歌っていたのに。

堂島や東京のおしゃれなジュンクと違って、昔ながらの猥雑な感じがなんか懐かしかった。
語学コーナーも厚く、インドネシア語の本もこんなに出たのね~、と感動。
韓国語の「実用韓国語慣用句ことわざ辞典」買いました。
英語のときもインドネシア語のときも韓国語もことわざ好きやね~。これでいくつめやねん…。買うより覚えろよ、と…。

その後、昼を昔好きだった香港茶楼で食べよう、今度こそ見つけようと元町の方へ歩いていると宮崎カーフェリーから欠航の連絡が…。
慌てて三宮に戻り、どこか飯食うとこに入って飛行機の予約をとおもったのだが、地下街もMINTも大混雑で、JR三ノ宮駅東口はずれのドトールでやっとおちついてANAのアプリダウンロードしてたら、充電切れでサドンデス…。

この辺の顛末はこちらの末尾に。

コンサート後、シャワーを浴びて兄貴と合流。二人ともシングルで予約したのにツインの部屋となり、より高層だった14階の私の部屋で飯を食うことに。

兄貴がウナギ弁当や練り物、串カツを差し入れてくれた。

打ち上げにビール、と思っても、何か館内に自販機がなさげ…。
兄貴が別館への通路にコンビニがあるというのでそこで発泡酒とレモン酎ハイを仕入れる。

後は飯食いながら、ぐだぐたど普通におしゃべりしていた。

旦那は理系で旦那と話すと理系の話が多くなるが、兄貴は完全文系で、以前週刊誌のカメラマンや編集をしていたので、そっち系の話も多くなる。久しぶりに文系で深い話をしたな、という感じ。

兄貴が11月で70歳、私が67歳。二人とも年寄で朝が早く、午前4時には朝食セッション。

で三宮から一緒に空港バス乗って伊丹まで送ってくれた。

伊丹空港もずいぶん変わってきれいになっていてわからなくなっていた。
空港バス乗るときにANAですか、全日空ですかと聞かれたけど、以前の国際空港がどちらかのターミナルになって場所が分かれたという。

手荷物検査を受けた出口がいきなりお土産物ショップになっていたのにはびっくりした。搭乗口がどちらかの案内もわかりにくい。まさか土産物屋を突っ切っていくとは思わなかったよ。

でたどりついたら、搭乗口変更のアナウンスが…。反対側やん…。そうこうするうちにお土産買う時間がなくなっちまったよ…。

待合室から見えた小型機。
こんなかわいいプロペラ機飛ぶねんな~、と思っていたら…。

自分が乗る飛行機であったよ…。こんなタラップ懐かしい…。

飛行機から見えたポートアイランドと神戸港。手前は神戸空港。
左端に見えるのが明石大橋

何とかポートアイランドと神戸港を視認。
明石大橋もわかった。
鳴門海峡みえるかな、と思ったらちょっと西側にそれたようだ。

以前、宮崎から伊丹に飛んだ時、渦潮がきれいに見えて、そのときはスマホとか使用できなくて写真が撮れなかったから、今回狙っていたのにな。

ちょっと揺れたけど無事、台風前に宮崎に帰り着いた。

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