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読書メモ|トレイルブレイザー: 企業が本気で社会を変える10の思考 |マーク・ベニオフ

すべての危機は機会でもあります。私が何十年も前に京都で初めて気づいたように、これはみなさんが初心に帰る必要のある瞬間です。(略)自分の価値観が、他の何よりも価値を生み出す瞬間なのです。

日本の読者のみなさまへ

「抱きしめる聖人」として知られるアンマことマーター・アムリターナンダマイーはこう語った「成功してお金儲けを追求するうちに、他の人のために何かをすることを忘れてはいけませんよ

はじめに

必要なのは、両立させることである。善き行いと成功は単なる競争優位ではなく、ビジネス上の必須要素になりつつある

Part1 バリューから価値がうまれる

私はまだ10代だったが、父のアナログ時代の事業経営の大変さに愕然としてしまう。わたしからみれば雑務に追われ、対極的なことに集中する時間も満足にとれない父は商売の初歩的業務の奴隷だった。
1999年に私が高額の報酬が得られるオラクルの経営幹部職をやめて、自分の会社を起こしたいと話したとき父はいい顔をしなかった。(略)確かにその通りで、私は幸運にも高級をもらっていたし、ラリーエリソンは素晴らしい上司だった。

#01 はじまりのサンフランシスコのベニオフ家

妻のリンは、私が帰宅すると「お立ち台から降りて、ここで本当に重要なことについて話し合いましょう」という。サンフランシスコのホームレス問題を根本的に解決し、家族たちを路上生活から脱却させること、ベイエリアに世界クラスの病院を建設して子供の健康管理を改善すること、地球の海洋を汚染から保全することなど、すぐに手を打つべき喫緊の課題などを議論するのだ。最も身近な人々から得られる知恵がどれほど豊かなものか、言葉では言い尽くせない。

この法律がひどく間違っているのは承知している。しかし、生粋のサンフランシスコっこである私にとって、寛容の概念は当たり前のことであり、(略)それ以上にセールスフォースをはじめとする企業は、LGBTQの従業員を明確に差別する州政府の法案にどう対応すべきなのだろうか。私はテック企業のCEOにすぎず、政治家ではない。(略)それでも私は電話を取り出しTwitterのアプリをひらいてメッセージを入力した。「宗教の自由法案に対して、従業員や顧客が激しい怒りを感じていることを鑑みると、私たちはインディアナ州への投資を大幅に削減せざるを得ない」参戦だ。
よりよい未来を築くうえで自分には果たすべき役割があると信じる、世界中のあらゆる分野、産業、企業の誰もがトレイルブレイザーなのだ。

#02 価値観 なにをすべきかが重要だ

大好きなマークベニオフのすてきな本ですが、商売の繁忙期や家族(親も子も💦)のことなどが重なり全然読めないのでキッパリ断念し、日を改めて続きを読むことしました。最初の少しだけ読書メモにしておきます。

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