ミラツクのメンバーシップ「ROOM」で展開する「ROOM’s Circle」。コミュニティ内外から素敵なゲストをお招きし、緩やかにお話を伺うオンラインの場です。人にフォーカスし、ゲストの魅力を通じて、ネットワークや繋がりを創造しています。
本日は2022年2月10日にお招きした遠藤ちひろさんの会をご紹介します。
|本編|
|ゲスト|多摩市議会議員 遠藤ちひろ
|お話を伺ってみて|
政治といえばネガティブな印象を持たれる方も多い中、遠藤さんには、政治の世界が民間や行政と異なるところ、魅力や面白さを語っていただきました。
学生時代から政治には興味があったという遠藤さん。メディアの世界に入って外から意見を言って政治を変えるのか、政治の中に入って自分で実行するのか25歳くらいの時に真剣に悩んだそうです。結果、人生は1回なので、内側に入って世の中を政治から変えてみたいと思い、出馬する決意をされたとのことでした。
出馬される前は、ベンチャー企業を経営されていたそうで、その経験も選挙に活きたといいます。
実際に支持者にヒヤリングをして投票に行った理由を伺い、次へ活かすことも心掛けたそうです。一体どういう理由で、有権者が政党や候補者を選んでいるのかのデータを取り、分析をおこなって、仮説と検証をしながら改善していくのは、民間の新規事業のプロセスに通じるものがある感じました。
政治の魅力は、「決める」ということにあるそうです。議論ではなく、提案ではなく、決めたことは法令になり、条例になり、ルールになる。そこが政治の一番のダイナミズムと遠藤さんは語ります。
ただ、残念ながら投票率が上がらない、候補者が少ないことは今の政治の課題とのこと。多様性がもっとも欠けている現場でもあるとお話を伺い、本日のセッションが政治への関心を高める機会になればと思いました。
—セッションハイライト—①
Q:民間ならでの視点で変えた事例はありますか。
—セッションハイライト—②
Q:候補者不足という話がありましたが原因は何だと思いますか。
政治は予算分配をどうおこなうかを決める場でもある、というお話も印象的でした。選挙にいかないと、自分の世代や背景を代理をしてくれる議員の発言力が低下し、回りまわって損をするのは、選挙に行かない人たちというのは、心にグサリと響きました。
いかがでしたか。今まで政治に興味のなかった方にとって、少しでも政治との距離が近くなれば幸いです。
さあ、選挙に行きましょう!
インタビュアー・文責:ミラツク研究員 鈴木諒子
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