タバコを吸ったような効果があるVR開発

今回の授業においてフィールドワークの中で分煙が不十分であるという気づきを元にどうすれば上手く分煙できるのかというのを考えました。そこで未来に完成していると考えられるデジタル技術を使って分煙だけでなく全面的に禁煙が達成できるのではないかという案が出てきました。その中でVRを使ってタバコを実際には吸わずに吸った気にさせることで現実の中での喫煙をなくすことができるのではないかという研究テーマが出てきました。

まず禁煙に対する調査の中で施設内分煙、道路上分煙、そして全面的禁煙による利益に対するトピックが上がり施設内分煙に関しては喫煙所が置かれている場所に排気ダクトを作ることにより、喫煙所内の空気を綺麗にして、喫煙所を完全に密封しても喫煙所内の人々が快適に過ごせるようにすることで上手く分煙できるようになるという案が出ました。この方法は実際に現在行われているところもあり、施設内分煙の方法の中で一番現実的な方法ではないかと考えられました。

また道路上の分煙に関してはそもそもタバコの捨てる場所がなくポイ捨てがしにくいような環境を作れば、道路上で喫煙する人が減るのではないかという意見が上がり、その中の具体的な解決策として道路をゴミが全く落ちてないような綺麗な状態にするという案が出ました。また現状行われている対策として単純に法案等で道路上喫煙を禁止するという案も出ました。ただ誰もが過ごしやすいという観点においては、法案などによる強制的な禁煙は喫煙者側に不満感が残るために、ベストな解決策ではないという考えに至りました。

最後に実際に全面的禁煙が成功すると4兆円の経済的利益があるというところに関して考察し上記の方法では分煙やある程度の喫煙者の減少を促すことができたとしても全面的禁煙を達成することが不可能であるという結論に至りました。

そこで未来に完成されていると考えられるデジタル技術を使って上手く禁煙する方法がないのか考えたところ、VRによってタバコを現実で吸っていなくても吸った気にさせることで、現実世界では全面的禁煙が達成できるのではないかという案にたどり着きました。これを行うことによって喫煙者に対しても喫煙できないことに対する不満感を抱かせることがなく禁煙をさせることができるため喫煙者、禁煙者の両方が過ごしやすい環境を作ることができ、また上記の通り経済的にも大きな利益ができることでその利益を利用して24時間の医療機関サービスなどを作ることで、喫煙に関してだけでなく全ての面においてより健康的な未来が作れるのではないかという案も出たためVRによるタバコの禁煙が一番良い方法ではないかと考えました。

そのような今よりもよりデジタル技術が発展した未来を考えた時に僕達はその技術を使う方法がどれだけ考えられるのか、今回のフィールドワークのように身近なものからでも考えることができれば良いのではないか。そして未来から考えた時にそれがどのようなメリットデメリットがあるのかについて深く考え発展したデジタル技術を正しく使えればいいのではないかと思いました。

k.d


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