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この難しい相場での立ち回りのヒント


2月くらいから相場が難しく感じてる人は多いかと思います
値動きが雑な動きになってるからなんですね
と、言うことは、基本的には静観が正解です
つまり、2月は全然エントリできなかったと言う人は、優秀なトレーダーであると言えるわけです
そんな中でも、見方によればうまく立ち回って少しだけとることはできます
今回は、立ち回りの参考になればと思いちょっと思ったことを書きます

まずは、急騰の後急落みたいな動きがあったとします
大体こう言うときはしばらくこの大きな動きの中でレンジになるのが普通ですね
こう言う動きを『騙し』と言う変な言葉で表現する人も多いでしょう
騙すも何もないんですね
値動きなんて最初からわからないのだから自分がこう思って、そうならなかったと言うのは自分の見通しが甘かっただけのことであり騙されたとかどの立場で言ってるの?と言う話です
まあそれはいいのですが、例えばこの値動きを見たとき、レンジになると言うことは普通は誰でも想定できるので、何もしないという選択をまず取ります
上がったのに全戻しだから上を否定されたから下がるとかそういう変な偏った深読みをする必要なんてないんですね

日足上
4時間上
15分と1時間でゴールデンクロスからの15分の上にろうそく足が乗ってきた
よし、形が整ったからロングエントリ
・・・・・とはならないんですね
何故か

結構な時間、既にレンジになってるのだから、ああ、やっぱりレンジだわって思ってチャートを見るのをやめるのが優秀なトレーダー

それでも暇な人はチャートを見続けていると、この小さなレンジを上に抜けたのを目ざとく確認することもできるでしょう

下がっていって、形が整いました
ここでの15分足の上に乗ってきたろうそく足を確認した場合は、買うことができるんですね

ただ、ここを抜けるまでは当然レンジは継続なので、値動きは安定しません

つまり、上がったとしてもここまでなんですね

僕は結構しつこく、ポジションを持つ時間が長いほどリスクが高いと言う話をしています
伸びたらさっさと利益確定
リスクリワードなんか考えてはいけません
リスクは自分で決めるのでわかりますが、リワードなんてどこまで伸びるのかは神様にしかわかりません
リスクリワードを1:2とか1:3とか言って握るとか言ってる人に、リワードがわかる根拠を聞いてみましょう
明確に答えられる人はいません
『自分は神だから未来が見えるんです』ぐらいしか答えようのない問いだからですね
でも、確率的に、10pipsから20pipsくらいなら伸びることが多いです
なので、そのくらい伸びたらさっさと利益確定してしまいましょう

このように、手法をわかっていても、立ち回りが上手くできないと負けます
ルールだからと馬鹿の一つ覚えのようにルール通りにどの相場にも当てはめて、ルール通りやったから負けたのは仕方がないとか言うのは、嘘です
単純に立ち回りが下手なだけです
ルール通りにしかやらないのならEAでいいんです
EAにドローダウンがあるのは何故か考えたことあるでしょうか?
裁量トレードにはドローダウンはありません
だから裁量トレードは強いんですね
立ち回りを上手くするには練習するしか方法はありません
逆に、これは技術なので、練習さえすれば誰にでもできるようになりますし、やればやるほど上手くなっていきます。
トレードの参考になれば幸いです

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