健康診断の謎(血圧編)

健康診断を受けていて、その数値を見ながら、

血圧が高いとか低いとか正常だとか思う人は多いと思うが

この血圧の正常値に関して疑問を持つ人は思ったほど少ないようです

僕は医療従事者になる前からこれらについては疑問ではあったのですが、

誰も明確な答えはくれませんでした

そして、現在医療従事者になり、その疑問は確信に変わってます

まず、正常値の何に疑問を持つのかということですが、年齢によって

血圧の平均値というのは変わります

つまり、年齢によって一定ではないんですね

一定ではないのに、なぜか、正常値は全ての年齢の人に一定で

設定されています。

そして、さらに不思議なのが、高血圧の基準は160/95だったのですが

現在の基準では130/85にまで引き下げられています。

以前は大丈夫だったのに、現在では検診に引っかかるということが

起こるわけです

これ、なんでですか?と聞いて、明確に答えられる人は恐らく医者にも

いないはずです

なぜなら、大した根拠がないからなんですね

そして、血圧が高いと言われた人が処方されるのが、

カルシウム拮抗薬とARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)

あたりになると思いますが、これらの降圧薬が体にどういう作用を

引き起こすか、いまならググれば情報はいっぱい出てくると思います。

病院は、保険点数というもので収益を得る仕組みになってます。

様々な治療に対して保険点数が決められており、それらがどんどん

引き下げられています

病院は潰れそうでも国は守ってはくれません

普通に潰れます

ではどうするのか、収益を増やすために薬をたくさん売るわけです

収益の一番やりやすいところが薬の投与です

そういう事実をしっかり踏まえた上で、いろいろなことは自分で

考えてみるといいかなと思います。

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