COLUMN『犬ぞりに欠かせない、先頭を走るリーダー犬』MIRARGO CONCEPT
日本のスタートアップエコシステムが直面する問題に対して、MIRARGOが掲げる『共創型スタートアップ投資』のコンセプトを4回に分けて紹介しております。
今回は小休憩にコラムをご紹介します。
過去の記事をまだお読みでない方はぜひご覧ください。
雪国の大事な運送・交通手段「犬ぞり」
皆さんは犬ぞりをご存知ですか?
北欧やシベリア・カナダ・アラスカなど、寒冷な高緯度地域では人荷運送や移動手段として犬がソリを引く「犬ぞり」が用いられています。
ソリを引く犬たちの連携が非常に重要で、その連携が優れていれば操縦者の人間が乗ってなくても目的地まで到達するとも言われています。
犬ぞりのポジションごとの役割
縦に並んで走るダンデムタイプ(ラインタイプ)の場合、特にそりを引く犬たちの配置などがとても重要になります。
その配置は大きく分けて、先頭・中盤・後尾の3つです。
リードドッグ…先頭を走る2頭のリードドッグは判断力や物怖じしない性格が求められます
チームドッグ…たくさんの荷物を載せる場合に中間に入る犬たちで、状況によって数を減らしたり増やしたりします
ホイールドッグ…そりに一番近い場所で愚直に引くパワーとスタミナが必要です
2頭のリーダー犬、数が多い中盤犬、最後列のパワー犬、この3つのポジションのチームワークが目的地まで行けるかどうかの鍵となります。
2頭のリーダー犬は起業家と「経営プロ」
従来、外部から入るコンサルティング会社の人たちはどちらかというとソリの上に乗り、外から助言をして鞭を振り回すポジションになりがちです。それでは連携がまだ上手く取れていないスタートアップでは目的地はおろか前に進むことも難しくなります。
MIRARGOの考える「経営プロ」は、鞭を振り回す操縦者ではなく、ソリに大きな夢を乗せ、起業家とともに先頭で吹雪の中、全体を統率し、的確な状況判断で次に向かうべき方向を示して引っ張るリードドッグのような存在です。
さいごに
実際にある北欧の犬ぞりを例に、MIRARGOが目指す「スタートアップと経営プロの関係性」についてお話させていただきました。
次回は第一弾「MIRARGO CONCEPT 」 の最後となります。
犬ぞりのリーダー犬となる経営プロがMIRARGOに集うわけとは?
『なぜ MIRARGOには若手経営プロが集うのか?』をご紹介します。
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