【遊戯王MD】復帰から4日でレートTOP5%達成記念! 粛声デッキ【11月/Season35】
タイトルで書きたかったことをほぼ全て書きました。
久しぶりに遊戯王MDをやってめちゃくちゃ楽しかったのでその記録を残そうとnote記事を書きます。
きっかけはシーアーチャーさんという競技遊戯王界隈では有名な方の動画や配信でした。10月くらいからその存在を知り、ちょくちょく動画(特に切り抜き)を見ている内にやりたくなってきて始めました。
実はシーアーチャーさんを見始める前からも爆アド.comの動画をよく見ていたので、だいたいのカードの効果や展開は知っていました。なので「カードの効果全然わからない!」という壁はなかったです。
と、経緯っぽいことを書いたので今回の自分のデッキや日記的なところに入って行こうと思います。
戦績
レート1500後半でTOP5%を達成しました!
レート配信を見ていて「TOP5%」という表示があってすごいな~と思っていて目標にしよう、と思っていたところまで上がれてうれしかったです。
粛声デッキ
混ぜ物が特にないオーソドックスな粛声デッキだと思います。
デッキについて語る前に、前提となる粛声だけでない遊戯王MDでの勝率の上げ方で気づいたこと・学んだことを書いていきます。
遊戯王MDでの勝ち方で学んだこと
先攻を勝ちきる。後攻は割り切る
現状のテーマではこちらの先攻1ターン目から動いてくるデッキはほとんど存在せず、汎用手札誘発のみで妨害をされることになります。
なので、先攻1ターン目は後攻に比べて飛躍的に再現性が高いシチュエーションです。
そもそも先攻制圧が現代遊戯王の基本の勝ち筋でもあるためここの勝率を最大限に意識すべきと考えました。
逆に後攻はあっさりめに、基本的には相手の先攻1ターン目への手札誘発の投げ方だけを意識します。
後攻まくり札はあまり強くないと思いました。入れる場合は「先攻でも使えるか」をかなり意識する必要があると考えています。というのも後攻で使う想定のカードは「後攻を取った」その時点で莫大なハンデを背負うので、その状況で強くても結果負けてしまえばあまり意味がないと思うからです。
後攻で勝ちを望むパターンは、相手がこちらの誘発でよろけて展開が弱いとき、と相手が手札事故を起こして動けなかったときの二つで、この2パターンとも先攻展開が強いハンドで返していけます。
自然と先攻と後攻どちらを取っても有効なハンドを目指す方針にできて構築がまとまりやすくなると考えています。
先攻勝率を60%→70%を目指し、後攻勝率を30%→40%にあげていくイメージでやっていました。
後攻で返せなかったことはある程度割り切って良いですが、先攻で勝ちきれなかった場合はかな~りもったいないと思うようにしました。
なのでもう一つの対比として、先攻は構築で勝率を上げ、後攻はプレイ(誘発の投げ方や返しプラン)で勝率を上げるという考え方も持っていました。
環境デッキを意識する
だいたい同じデッキに何度も当たるので否応なく意識することになると思いますが、大事なことだと思いました。
いまだと天盃・ペンデュラム(幻奏)・霊獣・ティアラ・サイバース・キマイラ・ラビュリンス・粛声あたりを見ました。
意識したあとの考え方としては、「○○デッキ相手にはこれが強いから入れよう」ではなく「自分のデッキは○○デッキ相手に弱いから、自分のデッキに合う対策を入れよう」という感じです。
あくまで自分のデッキ(≒先攻展開)を曲げずに調整することで、他との対面の勝率をあまり落とさないようにできます。
私の構築での枠だと、ペンデュラムグラフドラゴンと指名者2種の積極採用になり、天盃相手の先攻展開の強さと貫通力を上げつつ他の対面でも先攻展開自体が強くなるので無駄になりづらいです。
、とここまで書いて思うのですが、環境を意識した対策って限りがあると思っていて、具体的には手札誘発の種類を変える(クロウ・うさぎ・ドロール)か永続罠・神罠を積むかしかない気がするんですよね…
結局自分デッキの先攻展開を弱くできないので、限界がきてしまったら先攻展開の動きが環境にあっているデッキに乗り換えた方が一番になってしまう気がします。ここはもうちょっと勉強の余地はありそうです。
手札誘発がないわけない。貫通力は必要
デッキ枚数を40~45枚、手札誘発の枚数が12枚程度とすると少なく見積もって80%以上の確率で1枚以上の手札誘発があります。
天盃デッキなんかは40枚きっちりに収めて、15枚以上誘発が積まれることもあり、この場合の誘発を1枚以上引く確率は90%を越えます。2枚以上でも60%を越えています。
なので誘発を撃たれないわけがないのです。壺や下準備など魔法カードにうららもGも飛んでこなかったらガンマか無効系を 99.99999999999999999 %持っていると仮定して動く必要があります。
基本的には1誘発もらって最大展開、2誘発もらっても最小展開ができるくらいの先攻での貫通力はほしいと思いました。
(これは展開ギミック内での貫通力だけでなく、Gへのうららやガンマ、指名者もカウントして良いと思います)
以上が遊戯王MDで勝っていくに際して気づいたことでした。
デッキのポイント・悩んだところ
よくある記事のように1枚1枚ピックアップして解説するほど詳しくないので、大事だと思ったところをピックアップします。
サフィラ・下準備・祈り手ロー・結界は素引きしたいため3積み
最終盤面の実現と誘発貫通力を考えると上記カードは素引きしたいです。
理由としては「祈り手ローの永続を貼る効果を絶対に通したい」というものになります。詳しく解説します。
最終盤面は妨害数を重視して、
「ローガーディアン+祈り手ロー+ペンデュラムグラフ+結界+威光」
を基本にします。これ以下だと天盃に突破される可能性が高いです。
特に威光が重要でヴェーラーや泡影で止まらないフィールド魔法を割る手段になります。そして、その威光を守る&開門を止めるのにペンデュラムグラフが役に立ちます。
結界+威光の永続二種を実現するためには基本的には祈り手ローの効果を通す必要があります。
逆に祈り手ローの効果を通して威光を表にできると、リリース要員を一つ確保できるのでペンデュラムグラフが立ちやすくなり、ハンド次第ではこのルートでしかペンデュラムグラフが立ちません。
祈り手ローのサーチ効果の重要性が以上になります。次にではどうやって祈り手ローを通すかになります。
これはシンプルに「ローガーディアンがいる状態で場に出すこと」になります。
これを実現するためには、"祈り手ロー召喚"以外の初動からローガーディアンを出す必要があるわけです。そのためにサフィラや下準備をガン積みしますし、手札の祈り手ローをリリース要員にしたいので祈り手ローもガン積みにしたいわけです。
最後に結界を素引きしたい理由としては、祈り手ローの効果で威光を表で置き往復で効果を使いたいからとなります。
またローガーディアン降臨タイミングでローガーディアンに無効系をもらった場合に結界を素引きして発動していると、蘇生した祈り手ローの着地時に2枚目の無効系をもらわないため2枚無効系を持たれている場合のケアにもなり、これも優秀です。
上の3積みカードと最大展開を通すための指名者フル投入
墓穴の指名者2枚と抹殺の指名者1枚の計3枚になります。
粛声は止まりやすいのでG受けが良い、そのため指名者は抜いても良いと当初は考えていたのですが、天盃相手ではそんな悠長なことは言っていられません。
基本的にペンデュラムグラフ+威光まで行かないと、手札誘発を多少抱えられたからとGに立ち止まってもやられてしまいます。
祝福もしくは威光を素引きしているケースだと立ち止まれるのですが、これは例外と考えて、基本はGを貫通できることを望みました。
Gを貫通するという視点だとうららとあわせて6枚体制なので優秀です。うららを使ってしまってもペンデュラムグラフが立てば、うららで止めたい開門や壺、他デッキ相手でもオスティナート、芝刈りや三戦などを止めてくれるので現環境での妨害の損失はないと思います。
墓穴は泡影に無力なのを少し気にしていましたが、結界に撃たれる幽鬼うさぎ(上記の通り結界+威光を目指したいため)を止められるためトントンというところです。メインは上記の通りGへの耐性付与になります。
天盃相手以外でも、ペンデュラム(幻奏)やティアラあたりを考えると、「誘発をもらって最小の展開で立ち止まる+こちらも誘発で迎え撃つ」よりも「誘発への貫通札を増やして展開を伸ばす」方が優先と考えています。
(ただし、誘発の撃ちどころがまだ甘い気もしているので撃ち方次第ではいけるのかもしれません…)
以上でデッキのポイント・悩んだところでした。
終わりに、今後の展望
記事にしたかったことは以上になります。日記っぽくはない気がしますが、動画勢がプレイしていて改めて気づいたことを書いていけたかなと思います。
今後、プレイヤーとしてはもっと上を目指してやっていきたいと思っています。レート戦以外の大会みたいなのも出てみたいですね。
粛声デッキとしてはしばらく使っていけるデッキなのではないでしょうか。明確にキツいのがドロールなんですが天盃が流行っている間はどのデッキも入れる余地がなさそうです。
最後に改めて遊戯王楽しかったのでよかったです! それでは