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【AC6 シングル】エツジンLRB機のアプデ後アセンのヒント

※ PC(Steam)版, Regulation Ver.1.07

先日、アプデ後仕様にエツジンLRB機体を組みなおしランクマッチ配信を行った。動きが見たい人は配信アーカイブを見てみてほしい。

本記事ではエツジンLRB機体を組みなおすに当たって意識したことを記す。
今環境のメタが定まっておらず最終的な結論ではないが、過去環境から活かせるノウハウを紹介することで有用な情報となるはずだ。


サンプル機体・過去機体の性能数値

新バージョンのサンプル機体。EN補充遅延1.70
過去バージョンの機体。EN補充遅延の数値が1.44で、この値の弱体化が大きい

比較用に新旧アセンの数値画像を貼った。
またサンプル機体を紹介しておくので、とりあえず使ってみたい人はこれをコピーすると良いと思う。

注意点①:ブースト速度(巡航速度)

細かく説明すると論文になってしまうので、この項含め以降、結論を急ぐ形で記していくことにする。

ブースト速度の数値は340~350の確保が好ましい。340を下回るようなら他で補う必要があるし、逆に350までなら多少増やしたところであまり変わらない。
このブースト速度では後退速度は320前後となる。参考までに覚えておくと良い。さらに余談だが365以上まで上げると引きでの戦いが変わってくる。

このブースト速度を達成するためには、重量75,000前後+SPDブースターが求められる。そして主にALULAブースターを載せる際にブースト速度が達成されなくなる(ブースト速度335程度)。
ALULAブースターを載せる場合はブースト速度が落ちる代わりにABとQB性能を期待することになる。その場合はブースト回復能力が重要になり、EN補充遅延が向上するマインドαコアアキバス重二コアが採用視野になる。が、私個人的にはあまりオススメでない。

注意点②:APと姿勢安定性能~コア編~

ダーフォンコアがかなり抜きん出ている現状である。
ダメージレースとスタッガーレースのどちらでも隙を見せないためにはダーフォンコアしかないと個人的に考えている。

結局のところエツジンとLRBが当たる距離では被弾が免れなく、一定以上のAPと姿勢安定性能がないと戦っていけない。
機体を軽くしてもっと距離を取ればいいのでは?」と思われるかもしれないが、距離を取りすぎると今度は自分の攻撃が当たらなくなってしまう。これが引き軽二類との大きな違いである。
距離を取って相手の攻撃を全て避けきってこちらのカス当たりのみで勝つ、というのも理論上できなくはないがそれをするなら最初から引き軽二に乗ればよい。

ある程度エツジンとLRBが当たる距離で撃ち合いつつ、距離管理能力も持ちつつ…を考えると重二コアすなわちダーフォンコアアキバス重二コアの二択になってくる。

そしてミラーを考えると姿勢安定の差がかなり大きく、ダーフォンコア一択となる。と、そう考えている。

注意点③:APと姿勢安定性能~頭編~

過去バージョンでは頭はベリル頭のほぼ一択であった。APの高さと対弾防御の高さがその要因である。
VP-44D頭が、姿勢安定がわずかに高い・重量が軽い・EN負荷が軽いと魅力的に映るが、対弾防御の値が低いためベリルが推奨される。

対弾防御の値が高いと重ショやエツジンの弾の跳弾距離が短くなり、ブースト速度で相手と距離を引き離す動きに置いて重要である。実際細かい違いであるが重ショ機やエツジン機がライバルなので厚めに見ていることもある。
アプデ後のいま対弾防御を下げて良いかは何とも言えないが、内燃ジェネレーターが軒並みナーフを受けているので多少軽視しても良いと考えている。また、BASHO腕の脱却をするならば腕でEN負荷と重量を持っていかれるのでベリル頭より安い頭部を選択していくことになる。(こっちの理由のが大きい)

さて、具体的なAPと姿勢安定の数値について触れていく。体感なので根拠がないのであるが…

APは11,000を目指したい。10,500を下回るならよく考えたい。
腕をBASHO腕以外、頭をベリル頭以外だとどうやっても過去バージョンよりAPは下がるので下がりすぎないように注意することになる。

姿勢安定は1920が最低値と考えている。が、ダーフォンコアでないと達成できない値なので、ダーフォンコアを脱却する場合は確保すべき姿勢安定のラインを落とすことになると思われる。

注意点④:射撃の命中率に関して腕とFCSの選定

この項目はアセンの数値でなく、実戦での私の体感を参考に記しておく。
主に共有したいノウハウは2点である。

一つ目は、近距離のLRBが軽二に当たるかが大事になる。より厳密なシチュエーションとしては、LRBの半チャ撃ちが軽二のQB後隙に当たるかなので、QBで外れた赤ロックがどれだけ吸い付くかが重要になる。そしてLRBが当たるならエツジンも勝手に当たるのでLRBのみ気にすればよい。
過去バージョンではBASHO腕+OCELLUSで足りていたのだが…今バージョンだとどうか。まだ私は検証しきれておらず、申し訳ないのだが一時的なものでも回答がない。

二つ目は、中距離(150~200m)の命中率の優先度は低いということ。これは事情がやや複雑で、過去バージョンでは中距離の命中率を取るのに失うものが大きかったことがある。
命中率を上げるには腕とFCSを工夫することになる。順に見ていく。

腕を射撃適正の高いものに乗せ換えるなら、ALBA、FIRMEZA、TOOLARM、ラマガ、メランダーC3が候補になるが、それぞれEN負荷か重量がネックになる。そしてどれもBASHO腕に比べてAPがごっそり落ちる
中距離で当たることによるメリットに比べて、APが落ちるデメリットが大きくBASHO腕一択であった。特にミラーでこの差が大きい

次にFCSで命中率を上げるにはTALBOTを載せることになるが、そうすると近距離の命中率が下がりこれが致命的となる。
私もTALBOT+メランダーC3腕で中距離命中率を押し上げた機体を使ったことがあり、確かに200m前後の命中率がかなり上がったのだが、それだけでは勝てない対面が多く結局近距離戦闘でのデメリットが勝ってしまうケースがほとんどだった。

以上が過去バージョンの知見である。
現バージョンでは、まず軽二にLRBを当てるためにBASHO腕の脱却を目指すことになると思われる。

注意点⑤:EN供給効率の目安と調整案

EN供給効率が2,500前後であるため、他のアセンよりも100や200の差が大きくなる
以下が目安。

2000未満:現実的でない。
2200付近:過去バージョンの値。今のEN補充遅延だと厳しそうだが無理ではない。
2400付近:今回目指したライン。EN補充遅延ナーフ分ととんとんくらい。
2600付近:2400とあんまり変わらない。
2800以上:体感変わる。操作感を重視するならここを目指すと良い。

EN負荷を調整する場合は、腕・FCS・頭を変更することになる。

・腕
EN負荷が低い腕はTOOLARMFIRMEZAになる。これらは重量がネックになる。逆にALBA腕はEN負荷が高いかわりに重量が軽く射撃適正が高い。
・FCS
OCELLUS → ABBOT にすると負荷がかなり下がる。全盛期OCELLUSに比べて近距離アシストが合計20くらい下がるので、それで近距離今後やっていけるかはまだ不明。
・頭
アッパーが入った様々な頭部パーツが採用圏内になる。(当然ベリル頭が乗るならベリルにしたい)
SHADE EYE、MIND ALPHA、ALBAがEN負荷と重量が安く載せやすい。どれが最も良いかはわからないが、APを取ってMIND ALPHAが一旦良いと思っている。

以上

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