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チェーンソーマンのコスプレイヤーさんの依頼を3Dプリンターで受けてみた話

去年ミラプロが3Dプリンターと共に参加したガタケットで「チェーンソーマン」のデンジのコスプレをしているレイヤーさんに出会いました。

自身で段ボールや発泡スチロールを使ってチェーンソーマンの小道具を制作していて、かなり完成度が高い女子レイヤーさんでした。

しかし一日使用すると、せっかく作った小道具がボロボロになってしまうのが悩みと伺って、

「良かったらその小道具を3Dプリンターで作らせてもらえませんか?」

というガタケット会場のお声かけからミラプロのコスプレ小道具制作が始まりました。

レイヤーさんからチェーンソーの希望のサイズを聞きながら、年末年始にCADと3Dプリンターを動かして、本日とうとう試作品をレイヤーさんに見てもらうことができました。

実際にチェーンソーの小道具を見てもらうと、私たちが想像していた以上に喜んでもらえて、制作した側としても大変嬉しい言葉もいただきました。

まだまだ調整するところがあって作り直さないといけないのですが、実際に見て触っていただき、たくさんご意見をもらえたので、完成への道筋が見えてきたと思います。

ちなみに前にガタケットに一緒に出店していたミラプロの中学生女子が、今日レイヤーさんが来ることを知っていて、サンプルを見てもらうときの打ち合わせにさりげなく参加していました。

「また今度も一緒に参加しようよ︎」

と、レイヤーさんに声をかけてもらったのが相当うれしかったらしく、3月のガタケット参加に向けて気合いが入ったようでした。

マンガ、アニメ、ものづくりが好き同士から生まれた出会いで、こんなに多くの人たちが喜んでワクワクできるのはなかなかない機会だと思います。

ミラプロの子どもたちも、このような機会に触れて日々学んでいるプログラミング、デザイン、設計で「人と喜びを共有できるものづくり」ができることを実感してもらえればと思っています。

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