出張に息子を連れて男旅をするゆとり
京都新潟往復1200キロの男旅。
ロボコン京都大会見学、3Dプリントした企業ロゴのお渡しをする出張でしたが、この2日間は車の移動だったので息子も連れて男旅にしました。
息子にとって初めて訪れる県やそこにいる人たち、京都の街の空気感、地下鉄、食べ物など、初めてのことばかりで、多くの経験を積み重ねて帰ってこれたと思います。
多くの経験はその子の視野を広げて、考え方や会話を豊かにするので、息子を事あるごとにいろいろな場所に連れて行って、遊びだけでなく、仕事をしている父親の姿を見せておきたいなと思ってました。
しかし、父親の思った通りにはなかなかならず、ロボコンの間は白熱の競技は一切見学せず、地元の子たちと鬼ごっこをしていたり、動物園に行けば動物観察よりも園内で武器なる木の棒を熱心に探していたり、アスレチックで遊んでいたりと、息子は相変わらず型にはまらないアイデンティティに磨きをかけていました。
旅の終わりに、一番楽しかったのは何か聞いてみたら、
「動物園で落ちていたどんぐりを石で割って、中の身を食べたらめちゃくちゃ苦かったこと」
と、これ近所でもできることじゃん、というようなことを言うので、もう笑うしかなかったでした。
それでも「また京都に行きたい」「次はどこに行こう」とちょっと雑な男旅を好きでいてくれるのは大変ありがたいなと思います。