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オリジナルの設計で挑んだロボコン、中学生が見せた逆転の瞬間

越後本ズワイガニロボコンオープン部門で優勝したミラプロの中学生。

大会の写真を見直していたら、本当に良い表情をしている一枚を見つけました。

ロボットやITのものづくりを極めた子だけが到達できる高みを感じます。

この日、貸し出しのロボットに比べると彼のオリジナル設計のロボットは滑らかな動きの反面、スピードが出ず急遽、スピードを上げるプログラムに変更しました。

すると、謎の誤作動が起きてしまい完走もままならない状態に。

しかし、素晴らしいことにその場で突破口を見つけて見事に改善して決勝戦に挑むことができました。

貸し出しのロボットを使わず、マイコン、モーター、プログラム、歩行構造を全てオリジナルで製作して、どの部品とも会話ができていたから、偉業を成し遂げられたのかもしれないです。

実はこの日ぴょこぴょこ歩く貸し出しの歩行ロボットが、この細かい上下運動のせいでセンサーの値がうまく取れず走行が安定しないロボットが続出。

逆に滑らかに歩ける彼のロボットが結果的に有利な状態で決勝を進めることがことができた大逆転もありました。

ピンチをチャンスに変えられた彼は素晴らしい。

きっとこういう素晴らしい人材が世界を変えていくのかもしれません。

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