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発達障がいをポジティブに捉えて続けたプログラミング教室がこうなった

今日の中小企業家同友会の例会は障がい福祉に関するテーマ。

懇親会の挨拶をさしていただいた際、思わぬ拍手喝采をいただきました。

プログラミング教育を通した障がい福祉への思いがこれほど多くの支持をいただけると思わなかった瞬間でした。

私自身、プログラミング教室や放課後等デイサービスの仕事柄、発達に偏りのある子どもたちに接する機会が多く、一般的な人よりも気付きや学びになる機会が多いような気がします。

私の思考がプログラミング教室寄りの考え方なので、発達障がいに関してはかなりポジティブに捉えている思います。

7年間の運営の中で一番の気付きは「発達障がいのある子は可能性のかたまり」でした。

一般的な健常の子たちよりもプログラミングやITのものづくりの分野で抜群の能力、創造力を発揮するケースが多いです。

確かに気分のムラっけ、過集中など多少難はありますが、それを差し引いても長所は輝いています。

「発達障がい」という凹んだ分は、反対側に同じ分だけ長所として誰よりも飛び出るようになっているんだなとこの仕事をして日々実感しています。

残念ながら社会では(親ですら)その凹んだ部分しか注目しないのは残念です。

並の子は将来、並の事しかできません。

逆にとがった子は将来社会の常識を変える商品やサービス、経営を生み出せる才能を秘めています。

「シリコンバレー症候群」という言葉があるように海外では障がいのある人はIT技術の分野を支え、社会に変革をもたらす大切な人材として位置付けています。

社会が常識と考えていることに疑問を持ち、一般人が考えもしない切り口や発想で、問題を解決する天才たちです。

ミラプロの小学生の”あるある”で、プログラムのエラー解決方法や3Dデザインの設計手順に、大学生スタッフが驚かされるケースもしばしば。

学校長や工学部、情報学部のアルバイトスタッフの常識をいとも簡単に壊してくれます。

新潟にとっても日本にとっても彼らは社会に必要な人材なのですね。

子どもたちの豊かな能力を育てていくために必要なことは「環境」です。

それを整えるのはやはり大人の仕事です。

社会や学校を変えていくにはしばらく時間がかかると思います。

私としてはミラプロで育った発達に偏りのある子たちが、数年後、大学や社会で如何なく能力を発揮して、その存在を証明すれば、きっと「発達障がい」を見る世の中の目は変わるのではないかと考えています。

そのためにプログラミング教室のミラプロや放課後等デイサービスのミラプロフィットはたくさんの企業や団体から協力をいただきながら、これからも彼ら彼女らの活躍の場として発展させていきたいと思います。

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