「やりたい」と「できる」の間で悩む子たちへ、一歩踏み出す力とは
「世の中にある有名ゲームレベルのものは作れないけど、自分のレベルにあったものを、まず試しに作ってみる」
ミラプロで4年間プログラミングをしている中学生がパソコンで作業してながら言った言葉。
彼はプログラミング、3Dデザイン共に高度な知識と技術を持っていながらもITのものづくりに謙虚な姿勢で挑んでくれています。
「ゲームを作りたい」
と言ってミラプロの教室でプログラミングを始める子たちはたくさんいます。
ニンテンドーSwitchで普段やっているゲームが作れると思っていたら、最初からそんなレベルのものは作れるはずはありません。
技術も経験も足りませんし、それほど高度な環境を使いこなすこともできません。
できないことや未熟さにがっかりしたり、腹を立てる子もいます。
小学生でも中学生でも「やりたいこと」と「できること」のギャップに立ち止まってしまう子たちもたくさんいます。
こだわりの強い子ほど、上手く出来ないと注意が別に向いてしまったり、完璧に計画できるまで動き出せない子もいます。
その中で「まずは試しに作ってみる」という一歩前に踏み出せる子は強いなと感じます。
そう言った意味で中学生の彼は数年間、スクラッチ、Unity、blenderなどいろいろなクリエイティブな環境を試してきました。
そしてとうとう出会えた「Roblox studio」という3Dプログラミングができる環境。
この環境を使ったプロジェクトはミラプロの教室の中で彼の右に出るものはいません。
「世の中にある有名ゲームレベルのものは作れないけど、自分のレベルにあったものを、まず試しに作ってみる」
こだわりに勝る強い好奇心が、数あるプログラミング環境の中で、この子を一番合った場所に導いてくれたのかもしれないですね。
本当に良い顔をしながらプログラミングしてくれています。