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私がVR機材を手にするまでのお話(VRChat)


今から3年前の2021年のお話。

2021年といえばまさにコロナウイルス(COVID19)がこれでもかと言う程に
世の中に遠慮なく蔓延して世界や治安をアッと狂わせていた時期であった。

昔から一人旅が好きでほぼ毎月のように何処かへ出かけていた私にしては
何処へも外出が出来ない時期(出来たとしても恐らく楽しめないだろう時期)であった。これ以上に蔓延を防ぐ為には仕方ない事ではあるし理解は
出来るがこれが私にとっては少し退屈でつらい時期でもあった。





そんなとある日に昔からの界隈の知り合いにVRChatを教えて貰った。
名前だけはうっすらと聞き覚えはあったが詳しい事はまだ知らなかった。
VRChatはVRの機材が無くても遊ぶことが出来る(もちろんVRの機材を使って遊ぶのが楽しい)と聞きとりあえず先ずは体験してみようと決断しVRChatへの扉を開ける事に。

VRChatを始めた頃。(2021年8月頃の写真)

初めての世界なのでさてどんなモノかとレクチャーを受けながら色々体験を
受けていく。そして見事にVRChatが楽しくてすぐにハマってしまった。


今回の記事では長くなってしまう故、VR機材との出会いについてをメインにしたいのでここでは今回は詳しくは書かないが、美しいワールドやワイワイと楽しめるコンテンツ(イベント等)に感動し、「ああ、この世界良いかも…?」と見事に飛び込めたのであった。
ずっとリアルは遠くに行けない時期であった為、その分こっちで楽しめそうだと思いこちらでイベントに参加したり知り合いを増やすなど交流したり色々遊んでVRChatを探索してみたいという好奇心が膨大に湧き上がった。

私は元から人と話す事が好きであった故、初めての人とも会話が弾んだり
知り合いも増えたので「会話が好き」といった事からも此処を楽しめたのかもしれない。

VRChatを始めた頃。(2021年9月頃の写真)


VRChatを始めてから約1か月後。「VR機材で動きたい」といった気持ちが
強く滲み出てきた。特に、腕や手を動かしたい、VRの世界観に入ってみたいという強い気持ちであった。
それとデスクトップだと操作にも少し限界がある(ギミックやスイッチが触り辛い)といった事や周りがVRなので私もVRになりたい・・といった理由もあった為、出来るだけ早くVR機材を手に入れたいといった気持ちになった。

とはいえ、VR機材を購入するなんて今まで考えた事も無かった。



話が一旦変わるが、まだVRChatなんて知らないだいぶ昔の事、
実は私はVRの機材をとあるリアルのイベントで1度体験したことがあった。

部屋を掃除していたら出てきた当時のチラシ。


恐らく2016年か17年の秋頃、神奈川県・横須賀にある戦艦三笠の資料館
訪れた事があった。その中でとあるイベントをしており、VRの機材を使って体験ができるコーナーがあった。

多分知っているであろう戦艦大和での生活や戦闘の様子を再現したVRコンテンツ(VRゲーム?)がsteamで販売されており、その体験版の様なものを資料館の中で体験プレイできるイベントに参加した事があった。

(確かこれだったはず)

実際にVRの機材を装備し、そこから体験用のコンテンツを見るといった流れであった。

これが実は私の初VR体験でもあり、なにしろ「頭に装置を付けて目の前の映像を見たり体験したり」という行為自体が初めての体験だった為当時はその技術に驚いた。(※どの機種かは忘れてしまった)

ちなみにVRChatには横須賀のドブ坂通りや三笠あたりを再現し、雰囲気を味わえる「メタバース ヨコスカ」がアップされており、先ほど上記にも書いているが私が初めて現実でVRを体験したのも偶然、横須賀の方だったので若干謎の感動というかちょっとした奇跡や嬉しさを感じている。(?)



さて、ここで話に戻る。


VR機材に関してはフレンドに色々と相談をして教えてもらう事に。
そうして念願のVR機材 Oculus(現Meta)Quest 2を購入。

これが私の初購入となるVR機材であった。

ちなみに記事のエピソードと同じ年ではあるが私がVRを買ったのは3年前の2021年。この時はまだMetaでは無く「Oclusu」の名称であった。


実はこの当時まだ私は高性能なPCも持っておらず、VRChatは何とか開いて
プレイ出来るが人が多い場所に行くととすぐ停止したり動作がカクカクになってしまうといった事を繰り返していたので知り合いにおすすめのゲーミングPCを教えて貰いこの後に購入した。本当に感謝している。

こうして高性能のPCとVR機材を揃えたので、見事VRChatをVRでプレイすることが可能となった。

こうして私のVRライフが少しずつ始まっていった。

綺麗なワールドで写真を撮ったり、イベントやゲームに参加したり。
私自身のまたやってみたい事もどんどん増えていった。

ちなみにちょっとしたエピソードになるが、しばらくした日に「VR睡眠」
いったVRゴーグルを被りワールド内で睡眠を行う行為がある事を知った。
とはいえ流石に頭に付けたまま寝るのは何か違和感があり私の場合だと逆に寝れない予感がしたので、どんな感じなのか数十分ほどの仮眠で試しにやってみた事がある。

星空が見える夜の砂漠のワールドで試しにVR睡眠(仮眠)をしたことを
フレンドに報告した処、「それは睡眠というより遭難じゃないか?」というツッコミを受けた。

ごもっともである。




さて、VR機材を買ってから、そしてVRChatを初めて今年(2024年)で3年になる。

VRChatではBARイベントを開いたりとあるグループ組運営陣として加わったり、ワールド作成やvtuberの配信に出演したりと一気に活動の幅を広げていった。良く考えると恐ろしすぎる。あんな自分が一体どうしてここまで。

そして昨年(2023年)の冬にはmocopi購入で遂にフルトラにまでなれた。
VR上での「手を動かしたい」の後の「足も動かしたい」を叶えてしまった。
(フルトラになったエピソードはいつかnoteで書きたい)

私自身もこうなるとは思っておらず、「よくここまでやったな…」と
改めて驚いてる。しかしこれはVRChatを教えてくれた知り合いや、VRになる為にアドバイスや指摘を頂いた方々のお陰である。

今も色々なVR機材が出てきておりその新しい機能に驚いている日々。
電化店には実機が並んでいたり、VRの体験が出来るコーナーを見かける様になった。


私も恐らく今後、VR機材を買い換える日が来るかもしれない。
ただ、今使っているQuest2をまだ使える分であれば使い続けても良いかなと考えてる。

自身の活動を増やして行きたい。そしてVRの良さも伝えられたら。



※記事内の写真はすべて私が撮影した物です。
※この記事は2021年のお話がメインです。