遠距離恋愛6ヶ月目、会いに行くのがしんどくなった
好きだけど
静岡と東京の遠距離恋愛が始まってから、あっという間に半年経った。会う時は、大体私が東京に行く。月に2回くらい会っていたけど、ここ2ヶ月は会う頻度が落ちた。
最初の方は、節約のために鈍行を使って行っていた。しかし、電車で往復6時間の移動を月に何回も、となると流石に疲れがたまる。「3.4回電車を乗り換える」「席に座れない」「人が密集している」「頻繁に停車することで、暑い日も寒い日も車内に外気が入ってくる」それらによってかかる疲労とストレスで、私はへとへとになっていた。
好きだから会いに行くのに、会いに行くための移動がしんどい。その毎回のしんどさが積み重なると、だんだん会いに行くこと自体が億劫になっていきそうだ、と思った。このままだと良い関係性で恋愛が続けられないと思い、「安いから」という理由だけで選んでいた鈍行列車の移動を一旦辞めることにした。
試しに新幹線を使ってみた
そのような経緯で、久しぶりに新幹線に乗ってみた。すると、思っていた以上に新幹線移動が快適すぎて、もはや私は新幹線の虜となってしまった。
しかし金銭面を考えると、新幹線は快適な分、代金は高くなる。それまでと同じ頻度で会いにいくと、お金が2倍かかることになる。安い鈍行を使ってたくさん会いにいくか、新幹線で会いに行って会う回数を減らすのか。
遠距離恋愛をしていると「定期的に相手に会うこと」がどれほど大事なのかが身に染みる。だからこそ、これからも長期的に関係を続けていくためには、「会う頻度を落としてでも新幹線で会いにいった方がいい」という結論に行き着いた。
かかるお金と時間
交通費
まず、会うだけでどれくらいお金がかかるのか。私たちの場合静岡↔︎東京間で、鈍行を使うと往復5,000円かかる。駐車料金が大体一回3,000円。つまり、一回会うのに8,000円かかる。
それに比べて、新幹線で行くと往復11,000円かかる。駐車料金も入れると、14,000円。
移動時間
鈍行の場合はドアトゥドアで4時間弱、新幹線の場合はドアトゥドアで2時間強である。
快適さをお金で買うということ
私の場合は、鈍行列車と新幹線を比べると、シンプルに交通費を2倍払うと、かかる時間が2分の1で済むと言う計算になる。しかし、これは単に「時間を減らせる」と言うだけの話ではない。
新幹線を選ぶ一番の理由としては、「ノンストレスで快適な時間」である。新幹線移動の快適さは、鈍行列車移動の比にならない。「3.4回電車を乗り換える」「席に座れない」「人が密集している」「頻繁に停車することで、車内に外気が入ってくる」これらの疲労やストレスは、新幹線を選ぶことでほぼパーフェクトに全て解決できるのだ。
特に新幹線の好きな点を挙げてみる。
自由席でもほぼ確実に座れる
電車よりも客層が良く、静かな環境
前の席に付いている小さなデスクに、お菓子やお茶、スマホを置ける
リクライニングが付いているためゆっくり休める
終電が遅いため、東京にいられる時間が増える
これらを踏まえると、新幹線移動は払う金額以上のリターンを得られると感じた。非常にコスパがいい。静岡と東京の距離があっても2時間で会えるから、新幹線がある時代に生まれてよかったなと思う。
恋愛にも努力が必要
「好き」だけでは乗り越えられないのが遠距離恋愛だと思う。金銭的にも時間的にも、余裕がないと関係は継続できない。ただ、「好き」だけではダメだけど、「好き」がないとダメなのも事実だ。
「好き」を保ち続けるためにも、お互いの努力が必要だと思う。私は自分の中の「好き」をすり減らさないために、新幹線で会いにいく。