音楽と記憶

Kygoという音楽アーティストをご存知だろうか。YouTubeで何億回とも再生されているので今更、と思われる方もいるかも知れない。

Kygoはノルウェー出身で楽曲を手掛けたりDJをしている。読み方はカタカタにすると”カイゴ”。”キョーゴ”でも”キョゴ”でもない。

私がKygoに出会ったのは約3年前。音楽を聞きながら仕事をしようと思いYouTubeで再生回数の高いコンテンツを探していてたまたま出会った。

初めて聞いた曲はIt Ain’t Me1)だった。筆者は音楽について素人だが、イントロで流れてくる絶妙なリズム感に衝撃が走った。曲全体を通して独特のリズムを奏でている。ボーカルのSelena Gomezの声とも合っていて耳心地が良く、途端に好きな曲ナンバーワンに躍り出た。それからというものハマりにハマってしばらくKygoばかりを聞いていた。

しかし年月が過ぎ新しいアーティストとも出会い私の中でKygoは過ぎ去っていってしまった。

そんな中、今日ふいにiPod(イマドキはiPhoneやその他スマホで音楽を聞く人が多いのだろうが、筆者はiPodを愛用している)を触っていて久々にKygoを発見した。

音楽は不思議なもので、Kygoを聴いていた当時の環境や悩みや喜びや苦悩といったものが蘇ってきた。3年前ってこんなにも遠くに感じるのかという思いと、あっという間だなという思いが交差してくる。

Kygoのページを見ると2020年5月に新アルバム2)を出しているようで、今日も仕事をしながら聞いてみようと思い再生してみた。

初めて聞いた時ほどの感動は無いにしても、やっぱり、絶妙なリズムを刻んでいる。そして、やっぱり、耳心地が素晴らしい。

筆者の中でKygoブームが再来しそうである。また数年後くらいに今の環境や悩みや喜びや苦悩と共に思い出すのかなぁ。

1) It Ain’t Me. YouTubeリンク:
https://m.youtube.com/watch?v=D5drYkLiLI8

2) Golden hour. YouTube リンク:
https://m.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lThYWGQAx1nprcxA2fDI_txYAG7rY-r6Q