どっか遠くに食べに連れていけ
「君っておいしそうに食べるよね」
と、若い頃にはよく言われたものです。おいしいものはおいしいんだもの、そりゃあ食べるのも楽しいし、笑顔にもなりますよ。
7月の終わり頃からよりによって、
季節はずれの風邪をひき、ああ~頭が痛いよ~
とうめきながら聴いていると、流れてきた曲がこれでした。
「好きと言って(作詞:渡辺真知子・伊藤アキラ)」
♪どこか遠く 旅に連れていって
この曲は、切なく甘くて大好きなのですが、なぜか今回はこのフレーズが
♪どこか遠く 食べに連れていって
こう聞こえてしまいました。なんでかっ。
それは、真知子さんの話には食べ物関連が多いからです。ラジオでも「コロナの影響で3食作っていた頃に、目玉焼きがランクアップした」「行きつけの地中海料理店がある」など……食べ物話は特に楽しそうでおいしそう。
そして「どこか遠く、食べに連れて行って」とせがみ(?)、塩カツオを目当てに高知や、海鮮ツアーで九州へ出かけていく……これは違うか。どちらにしてもきっと、おいしそうに食べるんだろうな、と思いながら真知子さんのラジオを聴き、Twitter、公式ブログを読む。
ん?待てよ。そういえば、真知子さんが食事する姿は見たことあるのか。
2002年9月3日にNHK(たぶん総合)で放送された「味わいパスポート」という番組に、真知子さんが旅人(ゲスト)として出ていました。ほぼ20年前なんですね。早いものだ。
外国に出かけていって現地の料理を紹介するコンセプトの番組で、真知子さんはイタリアで「アンチョビとトマトのサラダ」やパスタを食べていました。
食べ物紹介が中心の番組なので、真知子さんの歌などはなかったと思うのですが、和気あいあいとした中で楽しそうに食事する姿が印象的だった記憶があります。
思いついたままに書きましたので、今回はこれにて。