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【デュエプレ】マスター帯で勝てる構築とプラチナ帯以下で勝てる構築の違いについて【考察雑記】

1. はじめに

 みなさんこんにちは、ミラミラと申します。
普段は下記のYouTubeチャンネルにてデュエプレ関係の動画や配信をやっているデュエリストです。

せっかくなので最近出したおすすめの動画について宣伝も兼ねて2件ほど紹介させていただきますね。

【デュエプレ】好きなゲームを2倍楽しむ!デュエプレ×スプラ3の同時実況プレイ!【スプラトゥーン3】

【配信切り抜き】AD勝率80%!?「白抜き4cジャクポ」でプラチナ帯を駆け抜けろ!!!【学園アイドルマスターズプレイス】

 本記事は、タイトル通り「マスター帯で勝てる構築とプラチナ帯で勝てる構築って違うんじゃね?」と思うことが個人的に多々あり、その内容について書いた雑記です。
 僕という一個人の主観に伴う主張なので、「こいつ的外れなこと言ってんな」と思ったら無視してください。

 それでは、よろしくお願いします。

2. マスター帯で勝てるデッキ=プラチナ帯で勝てるデッキとは限らない

 まずは、↑についてご説明します。

2.1 マスター帯とプラチナ帯以下で遊んでいる人はそれぞれ別のユーザー範囲の存在

 みなさんはこんな経験ありませんか?

「前期最終レジェンドの方の構築を使って今期のプラチナ帯潜ってるけど、思ったように勝てない……」

……無い?
まぁ僕はあるので「筆者はそうなんだなぁ」、と思いながら続きを読んでください。
これは前期最終レジェンドの方の構築を疑っているわけではなく、
「マスター帯とプラチナ帯は、ユーザー層の性質の違いにより環境が異なる」
という部分に起因しているためだと思っています。

 まず、デュエプレランクマッチのランクについてなのですが、図解すると以下のようになっており、基本的には同ランク帯とマッチングすることになっています。
(例:マスター帯なら基本的にマスター帯とマッチングする)

レジェンド帯はマスター帯とシステム上はほぼ同じ(なはず)なので省略
ジャンプアップやプラチナ上位などでは上のランクと当たることもあるが基本例外

 上記画像の人口ピラミッドではピラミッド型をしていますが、おそらく今のデュエプレはそんなに初心者の数は多くないので、人口数的にはシルバー~プラチナ帯の人口が多い日本の人口年齢層ようなつぼ型をしていると思います(個人の所感)。
 実はデュエプレってマスター帯で最終レジェンドや1桁を目指している人ってほんの一握りのユーザーで、好きなカードやデッキを握ってランクマプロモを貰えるプラチナ帯タッチやマスター帯タッチで満足している人がかなりの数存在しており、それがユーザーの大多数を占めていると個人的には感じます。
(なのでマスタータッチだけでもその時点でデュエプレ上位数%のユーザーです。宿儺も『誇れ、オマエは強い』って言ってます)
 そのため、「マスター帯で上位を目指している人」と「プラチナ帯以下でランクマを潜っている人」はそもそもユーザー層の違いとして別の範囲で遊んでいるという側面があると思っています。

2.2 マスター帯とプラチナ帯以下の環境の違い

 マスター帯とプラチナ帯以下のそれぞれでマッチングする相手について考えてみます。

【マスター帯でマッチングする相手】

  • マンチング確率大:同ランクのマスター帯

  • マッチング確率小:プラチナ帯との格差マッチング

【プラチナ帯以下でマッチングする相手】

  • マッチング確率大:同ランク帯のプラチナ帯以下

  • マッチング確率小:上位ランクの格差マッチング(プラチナ帯VSマスター帯含む)

 上記と「マスター帯環境は全ユーザー数からすると構成するユーザー数が少ない」という特性から、

  • 「マスター帯環境は人数が少ないかつ強いデッキの前提知識を殆どのユーザーが共有しているため、比較的メタが回りやすい環境」

  • 「プラチナ帯以下環境はユーザー数が多く、考慮すべき対面デッキの多様性が高いため、比較的メタが回りにくい環境」

という仮定が導き出せると思います。
 「別にマスター帯とプラチナ帯はどっちの方がユーザーとして構築やプレイング等の質が高い」みたいな話をしたいわけではなく、プラチナ帯以下のユーザーってカード資産の関係上1,2デッキしか握れなかったり、そもそもマスター帯よりもユーザー数が多いため、環境把握の困難さやそれを意識したメタカードの採用がピンポイント気味になりやすいので、自身の強い動きを通すデッキ構築の方が総合的な勝率が高くなりやすいという側面はあると思います。
 もちろん、これはマクロ的観点から見た特性であり、全ての場面において適用できるかと言われればそうではないですが、しかしながら傾向としてはある程度存在していると思います。

3. では、なぜマスター帯の構築はプラチナ帯以下では勝ちにくいのか

 前提を共有したところで本記事の主題に戻ります。
結論を話すと、上位層の方が上げる構築は

「マスター帯内での環境という、全ユーザーの中からすると狭い範囲でのメタゲームを意識して組まれた構築である可能性があるから」

という理由が大きいと思います。
もちろん、全てのマスター帯構築がそうではなく、全体的な環境を見て調整したマスター帯構築はプラチナ帯以下でもちゃんと勝ちやすいということはありますが、そうではないデッキというのも存在していると思います。

これが、「前期最終レジェンドの方の構築を使って今期のプラチナ帯潜ってるけど、思ったようには勝てない……」という違和感の正体なのだと思います。(これって僕だけですか?)

4.【黒単デュエにゃん】で見るマスター帯構築とプラチナ帯構築の例

 マスター帯とプラチナ帯の【黒単デュエにゃん】の構築例は以下のようになると思います。
(前者はレッドゾーンCUP1位の方の構築、後者は僕がプラチナ帯意識で勝手に作った構築です)

4.1 マスター帯意識【黒単デュエにゃん】(レッゾCUP1位構築)

レッドゾーンCUP1位のnaowa(@naowa88)さんの構築、最終日付近は勢いのなかった【赤青バイク】よりもロングゲーム時のコントロールを意識した構築になっていると感じます。環境読みと構築の大胆さがスゴい。下記にリンク

4.2 プラチナ帯意識【黒単デュエにゃん】(筆者構築)

プラチナ帯に多いバイクの最速の動きを咎める特攻ジェニー学校男を採用しつつ、自身の強い動きである5コスワルボデュエにゃんニトロを通しやすくするためのオタカラ墓地肥やしと中盤以降のゲンセを含む制圧がメインプラン

こんな偉そうなことを言っておいて下のデッキがプラチナ帯で全然勝てなかったらごめんなさい。

5. トス問題解決の影響

 今期のミラダンテCUPより、マスター帯VSプラチナ帯の格差マッチング問題が改善され、それまで問題視されていたトス問題が解決しました。

 これ自体はとても良いことなのですが、一方で
「マスター帯環境のメタゲームを中心に寄せた構築を使っていた人」
にとっては、マスター帯環境意識のカード採用が刺さらないプラチナ帯とマッチングすることで、もしかすると勝ちにくくなるかも……という事象が発生するかもしれません。

 別にこの仕様に対して文句があるとかではなく、先述の通りトス問題解決自体は非常に良いことです。
ただ、まぁこういう側面もあるよねってことを一応言及しました。特に深い意味はありません。

6. 終わりに

 という訳で、マスター帯環境とプラチナ帯以下の環境と、それに伴うデッキ構築について自分が思っていることを書いてみました。
 もちろん、今回の内容は全ての事象に当てはまることではないですし、全く的外れなことを言っているかもしれない筆者個人の経験則及び主観モリモリの内容でしたが、今後のデッキ構築やランクマ対戦シーンにおける何かしらの助けになれば幸いです。

 それでは、今回の記事は以上となります。
お相手はミラミラでした。ばいばーい。

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