【デュエプレ】「黒単デュエにゃんワルボロフ」はデュエプレでは珍しい実戦レベルの準ループデッキなのでは?という言説
1.はじめに
与太話です
2.ループデッキとは?
デュエプレにはほとんど存在しませんが、本家デュエルマスターズには、【ループ】という括りのデッキタイプが存在します。
現代では【黒緑アビス】に《百発人形マグナム》と《黒神龍ザルバ》を組み込んだLO勝利(参考記事[1])や、既に規制済みの【サガループ】のような1ターンで即死までもっていけるデッキを連想しがちですが、ループデッキの黎明期には【メルゲループ】のように1ターンで膨大なアドを撮り続け、最終的には《暴走龍 5000GT》や《百万超邪 クロスファイア》でワンショットを行う殴り切るタイプのループデッキも存在していました。(こっちは後に【墓地ソース】として派生します)
また、ループというには微妙ですが【ジョバンニスコール】のような、毎ターン同じ行動を取り続け、相手にターンを渡しつつも何もさせないという系統のロックデッキも存在していました。こちらも速攻ビートには比較的弱く、コントロールデッキには非常に強いという性質を持っている以上、ループデッキの性質を持っていたデッキと言えるでしょう。
3.【黒単デュエにゃんワルボロフ】ではどうなのか?
【黒単デュエにゃんワルボロフ】は最終的には殴り切るデッキですが、性質としては
5マナ状態で《龍覇 ワルボロフ》+ファンキーナイトメア1枚が手札に揃っている
《龍覇 ワルボロフ》着地時に《デュエにゃん皇帝》が墓地に存在する
《デュエにゃん皇帝》着地後に《爆霊魔 タイガニトロ》を着地できる
上記3つの条件が揃っている場合において、全ハンデスを視野に入れることができるロックデッキとしての性質も兼ね備えています。(墓地に《爆弾魔 タイガマイト》が無い場合はブラックロを絡ませる必要がありますが)
また、ワルボ上デュエにゃんは毎ターンデーモンハンドを撃ち続けることのできる制圧力を兼ね備えており、ループデッキの定義である
には当てはまりませんが、
の部分には一部当てはまっているように感じます。
対面側としては、デュエにゃんの殴り時に《九極ゲート》や《龍脈術 水霊の計》を踏ませるくらいしか解答がなく、デッキタイプによっては詰みの状態になってしまうこともあるでしょう。
そのため、個人的な所感としては、【黒単デュエにゃんワルボロフ】は【ジョバンニスコール】のような毎ターン同じ行動を取り続け、相手に何もさせずに制圧を行うループデッキの性質を持っているのではないかと考えています。
定義としてはタイトルにもしているように、「準ループデッキ」くらいの感覚でしょうか
4.おわりに
デュエプレ規制の歴史として、今まで毎ターン同じ行動を繰り返す実戦レベルのコンボの存在を許してこなかったというのがあります。「大地サイクリカ」や「キリモミカチュア」等が顕著です。
前回2024/6/27のタイミングでは規制を免れましたが、流石に次の新弾時の更新では【黒単デュエにゃんワルボロフ】にも何かしら手を加えてきそうな気がします。だって今のままだと次弾の目玉の1つである《神聖の精霊アルカ・キッド》を始めとする【天門】ギミックが活躍できないし...…
個人的に一番理不尽だと感じるのは全ハンデス要素なので、《爆霊魔 タイガニトロ》のDP殿堂ぐらいがちょうどよい塩梅な気がします。
もしくは、《デュエにゃん皇帝》の蘇生をコスト6以下にするとかですかね。まだ新弾ガードで守られている可能性もありますが。
という訳で終わります。
与太話に付き合っていただき、ありがとうございました。
[2024/7/15追記]
デュエにゃんメタのバケモンカードが発表されたのでワンチャンナーフ無いかも
参考記事
[1] 百発人形マグナムを使用した黒単アビスのループについて
[2] デュエマガチまとめ 様
【DM歴史探訪 エピソード3編】 8年前、目覚め始まるループや理不尽の鼓動【懐かしの環境】
https://gachi-matome.com/p-dm-clm-kamiyui-22/