【仕事】作家の仕事、ディレクターの仕事

こちらの記事、2ヶ月以上経った今も読まれています。

記事を読んだ方からこんなポストをいただきました!

こちらに回答します!

簡単に書くと
「30分番組」でなければいけないということは
ないにもかかわらず
「30分」に設定されているため
「”どうにか”30分を埋める」構成になりがち。

”どうにか埋める”結果生まれるのが
喋り手とリスナー(もしくはリスナーのみ)が感じる
「謎時間」です。

これは「あるある!」「そういう時間あった!」
という人と「何のこと?」という方、
それぞれいると思います。
Babelfishさんは後者で、
幸せなラジオライフを送ってこられたということです。

「作家の力量」とありますが
作家以外にもスタッフがいます。
ディレクターです。

ディレクターは
「方向性を決め、番組に欲しい言葉・音を示す」仕事

作家は
「とにかくアイデアを出し、
ドラマ、コント、ポエム、歌など、
ディレクターから要求されたことを形にする」
という仕事です。なんでも屋です。

「つまらないコーナー」を作家が考えたら
ボツにするのがディレクターの役目。
喋り手やリスナーにささっていないことを
判断するのもディレクターです。
(作家は、客観的な助言はします)

…という役割分担で長年やってきましたが、
年々、少しずつ変わってきた気がします。

とにかくアイデアを出し、
ドラマ、コント、ポエム、歌など、
ディレクターから要求されたことを形にする
なんでも屋ゆえに
放送作家を経て
作詞家や小説家、脚本家になった人がいた
(もしくは脚本家になるまでのステップとして
 放送作家をやっていた)時代がありましたが
今は、状況が変わった、
なんでも屋感がなくなったように思います。

ポッドキャストはじめました

https://open.spotify.com/show/7e2PVwVLDbOka2IZP20Y7c?si=iS3xPpSlQauPjMm5Z5jZjQ

「ミラッキの帰り道ラジオ」
新曲を紹介する番組をはじめました。
10分強喋ってみて気づいたことは
「大地葉の減速希望」の大地さんの持つ
体力と技術力です。
いずれも、声優業で得たスキルを
存分に使っている。
トークの内容に耳が行きがちですが
呼吸、テンポ、ボリュームなどが崩れず
安定した状態で喋りきる。
その体力と技術力の上に
好きなもの、話したいことへの熱量、
話の構成力、お見事としか言いようがありません。

「ミラッキの帰り道ラジオ」は
意図的に大地さんとの勝負を避けています。
ぜひ、あわせてお楽しみください。

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