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フルリモートに潜む罠 〜「自由」の裏にある現実とは?〜

こんにちは、未来活性の前田です。

リモートワークが一般化し、「フルリモートで働きたい!」と考えるITエンジニアも増えています。
「通勤なしで時間を有効活用できる」「全国どこに住んでも働ける」「家族との時間を増やせる」など、メリットが多いのは確かです。

でも、その一方で 「フルリモートの罠」 にハマってしまい、気づいたら 「働きづらい…」「思ったより評価されない…」「孤独…」 となるケースも。

今回は、フルリモートのメリット・デメリット、そして年収アップを狙うために知っておくべきポイントを解説します。


✅ フルリモートのメリットは魅力的だけど…

まず、フルリモートには確かに大きなメリットがあります。

通勤が不要 → 満員電車に乗らず、朝の時間を有効活用できる
全国どこでも働ける → 地方に住みながら、都市部の給与水準で働ける可能性
生活の自由度が上がる → 家族との時間が増える、ライフワークバランスが取りやすい
職場のストレスが減る → 人間関係のストレスが少なくなる(と思われがち)

ただし、これらのメリットの裏側には、リスクも潜んでいます。


⚠️ フルリモートに潜む「3つの罠」

① 仕事ぶりが見えづらく、評価されにくい

リモートワークでは、オフィスでの「なんとなくの存在感」がなくなるため、成果をしっかり言語化して伝えないと 「働いている感」が出にくい です。

例えば、フルリモートの会社に転職したAさん。
技術的なスキルは高く、きちんと成果を出しているつもりでしたが、リーダーからは「進捗が見えない」「もっとアウトプットして」と言われ、評価が伸び悩みました。

💡 回避策

  • 毎日の進捗をこまめに共有する(Slackや社内Wikiの活用)

  • 定例ミーティングでは、自分の成果を「見える化」する

  • 「やっています」ではなく、「何を考え、どう動いたか」を意識的に発信


② 孤独になりやすく、キャリアの成長機会が減る

フルリモートは「気楽で最高!」と思われがちですが、人との雑談や偶発的な学びの機会が減る ため、成長スピードが落ちることもあります。

オフィスなら先輩の会話から得られる情報や、ランチでの雑談から学べることが多いですが、リモートでは意識的にインプットしないと 「成長実感がない」「スキルが停滞する」 という状況に陥りがちです。

💡 回避策

  • 社内の勉強会・オンラインミートアップに積極的に参加する

  • 1on1ミーティングを自分から提案し、定期的に話す機会を作る

  • SNSやコミュニティで外部のエンジニアと交流する


③ フルリモートの求人は「都合の良い要員」にされることも

「フルリモートOK!」と謳っている企業でも、実態は 「業務委託のような扱い」 だったり、「プロジェクト単位での雇用で、安定性がない」こともあります。

例えば、フルリモートのSES案件では、契約終了=次の案件が見つかるまで待機 という状況になるケースも。
また、自社開発企業でも、リモートワーク前提の文化ができていないと 「リモートの人には重要な仕事が回ってこない」 という事態もありえます。

💡 回避策

  • フルリモートの「実態」を事前に確認する(出社の頻度、評価制度)

  • 社員の定着率を見る(長く働いている人が多いかどうか)

  • 雇用形態・契約内容をしっかりチェック


✅ フルリモートで年収アップを狙うには?

フルリモートの求人の中には 「自由度は高いが給与は低め」 というケースも少なくありません。
年収アップを狙うなら、以下のようなポイントを意識しましょう。

リモートOKの「上流工程の仕事」を選ぶ(要件定義、設計など)
副業OKの企業を選び、収入の分散を考える
年収交渉の際に「フルリモートのリスク」を考慮しておく

特に 「フルリモートで自由に働きたい!」 という気持ちが強いと、「給与ダウンでもOK」と思いがちですが、冷静にリスクとリターンを考えることが大切です。


✅ まとめ

フルリモートは「働き方の自由度」は高いが、「キャリアの自由度」が下がる可能性もある。
「快適な働き方」と「年収・キャリアの成長」のバランスをしっかり見極めて、後悔のない選択をしましょう。

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株式会社未来活性
前田崇利

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