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タクシー会社と若者の変容

こんにちはミライユで広報をしているようちゃんです。

今回はタクシー会社の新卒事情について少し調べました。
タクシー業界とえば、3Kと言われるものをお聞きした人もいるかもしれません。

3Kとは

  1. きつい

  2. 危険

  3. 給料が安い

他にも汚いなどもあるかもしれませんが、このようなイメージを持っている方が多いのかなと思います。

はじめに

そのように3Kと思われているタクシー業界でも昨今では大きくイメージ変化を遂げています。
それは女性ドライバーが増えていたり、新卒採用者数も年々増えています。

新卒の離職率が30%を超える中、タクシー業界の新卒離職率はなんと20%未満。新卒採用は2021年のデータになりますが、全国で1000人近い数まで伸びてきています。

若者が増えた原因は何なのか?

では以前は3Kと言われてきたタクシー業界において若者が増えてきた原因は一体何があるのでしょうか?

  1. 時代にマッチした働き方

  2. 仕事に見合った給与体系

  3. 研修によって養われる若い世代同士の繋がり

があげられると思います。それぞれ詳しくみていくと

1.時代にマッチした働き方について

いまの世の中は多様性の社会と言われるように、様々な働き方ができるような時代となりつつあります。これは特にコロナが世界で蔓延し、働き方を見直す機会が生まれたのもすごく大きな要因ではないかと思っています。

2.仕事に見合った給与体系

今までも仕事量に対して給料が安いと思われていたと思います。でもインバウンド需要などの影響もあり特に都心部では平均給与が大きく変化をしています。

東京都のタクシー運転手の平均年収は令和3年では約337万円、令和4年では約426万円そして令和5年では約586万円と上がっています

東京のタクシー2024

海外と比較してみても、シンガポールで約433万円、ロンドンで約561万円、ニューヨークで約682万円とロンドンと並ぶくらいの年収ベースとなっています。これにはすごく意外と思いました。

3.研修によって養われる若い世代同士の繋がり

いまの若い世代の人達は適度な繋がりを求めています。上司や先輩との繋がりよりは同世代の繋がりを求める傾向があります。

共に戦っている仲間がいれば、いい意味で刺激になり、切磋琢磨していけるのではないでしょうか?

以上3点からタクシー業界は少しずつですが、若い世代や女性の方にも就きたい職として選ばれ始めているのだと思います。

さいごに

まだまだ働き方などで課題はあると思いますが、少しずつ改善していき、一人でも多くの人が入りたいと思える業界になるといいなと思いました。

まだまだ人が足りません。SNSを見ても、タクシーが全然つかまらないという投稿を見かけるのもあります。

それらの投稿がなくなるくらい充実したとき、その時の交通インフラがどのようになっているのかすごく楽しみです。


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