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物流の政策パッケージの先に見えるものは?

こんにちは、ミライユで広報をしている ようちゃん です。

今回のアウトプットは物流業界における、政策パッケージとはなんぞや!です。


政策パッケージってなに?

では政策パッケージってなんなのか?をまずはお伝えいたします。物流の停滞が懸念される「 2024年問題 」に対応するため、①物流の効率化、②商慣行の見直し、 ③荷主・消費者の行動変容を柱とする抜本的・総合的な対策を取りまとめたものです。

これは2024年問題で何も対策をしないと2024年には14%の輸送力が落ちてしまい、2030年には34%の輸送力が落ちてしまうと言われています。

それでは日本全体でも困ってしまうので動き出しているのです。

主な政策を見ていこう

では政策の3つってどんなことなのかを掘り下げていきます。

【①物流の効率化】

大きく3つの取り組みがあります。

  1. 即効性のある設備投資や物流DX・GX、物流標準化やデータ連携の推進

  2. 自動運転やドローン物流等のデジタル技術を活用したサービスの実装加速

  3. 多様な輸送モードの活用推進

になります。

1.即効性のある設備投資や物流DX・GX、物流標準化やデータ連携の推進

・自動化・機械化設備・システム投資、物流の脱炭素化の実証事業や海運のDX化に向けた技術開発を支援。

・物流標準化やデータ連携の促進等の実証事業を通じて、共同輸配送や帰り荷確保の取組を支援

2.自動運転やドローン物流等のデジタル技術を活用したサービスの実装加速

・デジタルライフライン全国総合整備計画における※アーリーハーベストプロジェクトとして、自動運転サービス支援道とドローン航路に係る取組を開始

※3つの分野で先行的な取組を開始し、変革の第一歩を目に見える形で示すこと(資料参考)

経済産業省 商務情報政策局 資料
経済産業省 商務情報政策局 資料(中間とりまとめ)
経済産業省 商務情報政策局 資料(全体像)

3.多様な輸送モードの活用推進

・モーダルシフトを強力に促進するため、先進的な取組を行う際の大型コンテナやシャーシ等の導入支援。

・国際航空貨物の競争力強化に向けて、成田空港における滑走路の新設等

・機能強化に取り組むとともに、アクセス道路等の整備

・自動物流道路の構築に向けて、想定ルートとりまとめ

【②商慣行の見直し】

大きく2つの取り組みがあります。

  1. 適正運賃収受や物流生産性向上のための法改正等

  2. トラックGメンの機能強化

になります。

1.適正運賃収受や物流生産性向上のための法改正等

・荷主・物流事業者に対して物流効率化のための計画策定等を義務付け

・改正物流効率化法の施行に向けて

2.トラックGメンの機能強化

・物流の適正化に向けて悪質な荷主等を是正するため、トラックGメンを
補助するGメン調査員の設置や荷主情報等のデータベース化

【③荷主・消費者の行動変容】

大きく2つの取り組みがあります。

  1. ポイント還元実証事業等を通じた再配達削減の仕組みの社会実装

  2. 「 送料無料 」表示の見直し

になります。

1.ポイント還元実証事業等を通じた再配達削減の仕組みの社会実装

・2024年10月からポイント還元実証事業を実施し、物流負荷の低い選択を
利用者に促す仕組みの社会実装を目指す

※国として1配送当たり最大5円の支援
Amazon、楽天、LINEヤフー、ヤマト運輸、SAGAWA、日本郵便

2.「 送料無料 」表示の見直し

など大きく2つの取組があります。

以上
物流の効率化
商慣行の見直し
荷主・消費者の行動変容

の3つを改革していくことで、
きたる2030年、輸送力が34%落ちるに対しての取り組みになります。

さいごに

いまの世の中は欲しいものがいつでも購入できたり、24時間やっているお店が当たり前のように動いているのには物流が届懲りなく動いているからです。

国の取り組みに期待をするのではなく、私たち一人ひとりができることから、まず初めていく努力をしていきましょう。



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