成功して50点、続けて100点。
自国に生まれたのだから、自国を好きになる、敬うのが、うまくいくコツの一つのようです。そう、偏見も含めて日本を見たときに約800年前から言われたとされる、近江商人の言葉「三方良し」と言う言葉があります。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」です。それに対し欧米では「win-win」の法則と「自分と相手」の2者です。ここでも日本は進んでいると、勝手に思っています。
そんな中、1673年に越後屋が、世界で初めて「現銀(金)掛値なし」を始め、欧米では1876年アメリカ、フィラデルフィアの商人ジョン・ワナメーカーが始めたとされています。ここでも、日本は世界に対し約200年も早いのです。
その越後屋を創設したのが三井高利でその遺訓が残っています。これを、さらに長男高平が三井家の家憲「宗竺遺書」としてまとめました。そして、3代目の三井高房がまとめたのが「町人考見録」三井家の存続,繁栄をはかることを目的として書かれました。その多くは大名貸しにより破産した事例であり、大名貸しを戒めているのだが、もう一つ戒めているのが「奢り」です。
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