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マイナンバーカードが健康保険証の代わりになるようですが。

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マイナンバーカードが健康保険証として使えるようになりましたが、
みなさんは医療機関や薬局で利用されていますか?
2024年(令和6年)12月2日以降は、従来の保険証の新規発行が終了し、
「マイナンバーカードの健康保険証」(マイナ保険証)を基本とする
仕組みに移行していきます。

2024年7月末時点でのマイナンバーカードの保有率は約75%です。
まだマイナンバーカードを持っていない方もたくさんいらっしゃいます
が、どうすればいいのでしょうか?

 1.マイナンバーカードを持っていない場合

現行の健康保険証は2024年12月2日に廃止されますが、最長1年間は継続
使用可能です。
マイナンバーカードを持っていない方には、健康保険組合などから
「資格確認書」が発行されます。

 2.マイナンバーカードの取得方法

マイナンバーカードの取得方法は、以下の4つの方法があります。

①オンライン申請
スマートフォンやパソコンを使って、マイナポータルから申請できます。
必要事項や顔写真(スマホのカメラで撮影可能)のデータを送信します。

②郵送申請
交付申請書を郵送して申請します。
書類が手元にない場合は、インターネットからダウンロード可能です。

③ 証明写真機からの申請
街角の証明写真ボックスを使って申請する方法です。
証明写真機で顔写真を撮影し、そのまま申請手続きを行います。
対応可能かどうかは、ボックスに記載があります。

④市区町村窓口での申請
直接、市区町村の窓口で申請する方法です。

申請後、交付通知書が届きますので、市区町村の窓口でマイナンバー
カードを受け取ります。本人確認書類が必要になります。
郵便では受け取ることができません。

 3.マイナ保険証のメリット

マイナ保険証メリットは、以下の4つです。

①データに基づくより良い医療が受けられる
初めて受診する医療機関・薬局でも、患者本人が情報提供に同意すれば、
医師・薬剤師がデータを確認することができるため、より良い医療が
受けられます。

②手続きなしで高額療養費の限度額を超える支払いが免除される
申請に必要な情報を提供することに同意すれば、「限度額適用認定証」が
なくても、公的医療保険が適用される診療に対しては限度額を超える分を
支払う必要がありません。

③マイナポータルで確定申告時に医療費控除が簡単にできる
マイナポータルからe-Taxに連携することで、確定申告時の医療費控除申請
がカンタンになります。
医療費の領収証を管理・保管しなくてもマイナポータルで医療費通知情報
の管理が可能となり、マイナポータルとe-Taxを連携することで、データを
自動入力できます。

④医療現場で働く人の負担を軽減できる
薬や特定健診などの情報を医師・薬剤師にスムーズに共有することができ
業務効率化が図れます。
保険資格の情報確認においても、マイナンバーカードと顔認証付きカード
リーダーを用いて資格情報などを自動取得することができるため、事務の
負担が軽減され、さらに自動化により誤記リスクも減らすことができます。

厚生労働省


 4.マイナ保険証の登録方法

マイナ保険証の登録方法は4つです。
①顔認証付きカードリーダーからの申請(医療機関・薬局の窓口)
②マイナポータルからの申請
③セブン銀行ATMからの申請
④市区町村の窓口

 5.その他、知っておきたいマイナ保険証の豆知識

新しい制度となります。マイナ保険証の知っておきたい豆知識は、

・マイナ保険証の利用は強制ではありません。
 そもそもマイナンバーカードの取得も強制ではありません。
 マイナ保険証の利用率は、11%程度(2024年07月末時点)

・登録したマイナ保険証を解除することもできるようになります。
 2024年10月からマイナ保険証の利用登録の解除申請を受け付ける
 ことを、厚労省が発信しています。
 個人では出来ないようなので、従来の保険証の発行元に連絡を 
 してみてください。

・マイナンバーカードの有効期限が切れると使用できなくなります。

・初診料と再診料が少しだけ割引になります。


マイナ保険証の活用は、それほど大きなデメリットは無いように
感じますが、
「保険証・免許証は持ち歩く。」
「マイナンバーカードは持ち歩かない。」
と言う方も多いと思います。持ち歩けば、必然的に紛失のリスクも
高くなります。
マイナンバーカードの再発行は、1~2ヶ月程度掛かります。

2021年10月から始まった、マイナンバーカードの保険証利用が、
2024年07月末で利用率が約11%という状況で、
2024年12月には現行の健康保険証の新規発行が終了し、マイナ保険証
の利用を基本とする仕組みに移行します。
使用しない国民が悪いのか、利用率が上がらない仕組みを強制的に
活用する政府が悪いのか!?
当面は、皆さまのライフスタイルにより選択ください。

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