戸建て・マンションの内覧に行くときは、ここを見ておきたい!
信頼できるファイナンシャルプランナーがあなたのそばに。(ミライブ)
新居を決めるときは、必ず内覧しておきたいところです。
写真や動画は、「良いところ」が強調されている場合もあります。
実際に住むことを考えて、イメージトレーニングしておきましょう。
1.「みんな」はどこを見ているのか。
これまでに、住宅購入や住宅賃貸の経験がある人へのアンケートに
よると、
・間取り、動線の良さ
・日当たりの良さ
・水回りの綺麗さ・使い勝手
・静かさ、防音対策
が上位に来るようです。
という事は、
・間取り、動線の良さ
→ 家族構成、生活スタイルを意識できる間取り
現在だけではなく、数年後までをイメージする。
・日当たりの良さ
→ 日本では、南向きはコストが高め。
湿度の高い日本では、風通しのよさも重要です。
生活スタイルによっては、全く無視も可能!?
・水回りの綺麗さ・使い勝手
→ 新築やリフォーム済みで新品と言う場合は良いですが、
水回りの奇麗さは妥協してほしくないポイントです。
実際に生活すると仮定して、家電の位置を想定してみると、
図面ではよくわからなかった違和感があるかも知れません。
また換気扇などもスイッチをオンにして稼働を確認して下さい。
お風呂がカビている場合は要注意です。
ニオイのチェックも忘れずに。
・静かさ、防音対策
→ 実際に暮らしてみないと隣家の騒音はわかりませんが、
駅近の場合、2重窓(2重サッシ)かどうかはポイントです。
空調の効き方も違いますので、同じ価格・家賃であれば、
2重窓(2重サッシ)を選びたいところです。
また、幹線道路や線路の近くは振動の問題もあります。
2.事前準備と当日も持ち物
事前準備では、「もしここに住むことになったら。」という視点で、
・通勤通学のための経路と最寄り駅までの道すじを確認
・生活品を購入する場所と最寄りのコンビニを確認
・その他の生活便利アイテム(ジム、シェアカー、公園など)を確認
当日の持ち物は、
・スマホ(カメラ機能必須)
・メジャー
・メモ帳とペン
・間取り図(不動産屋さんに依頼しておくか、ホームページのコピー)
いきなりメジャーで計り始めても、変な人だとは思われません。普通です。
逆に、不動産屋さんに詳しく聞こうとしても、物件の情報は概要以外は、
知らないと思っていた方が無難です。
忘れがちですが、
・マンションのエレベーターのサイズ
・居室内の廊下やドアの幅
・カーテンレールまでの高さ
など、押さえてかないと後で困ることになります。
3.事後の確認と交渉
賃貸の場合、時間的にも内覧後すぐに契約となることが多いと思います。
不動産は、「先着順」なので即答できる準備をしておいた方が良いです。
ただ、長期で住むことを前提の場合は、1日で良いので考える時間を
作った方が良いと思います。
その場合は、現地で解散して、近くを散歩してみるのも良いでしょう。
エリアによっては、「昼の顔」と「夜の顔」が全く異なる場合もあります。
内覧は、昼間がオススメです。少し時間をあけて、雑踏や風を感じながら
昼と夜の「散歩」を楽しむのも良いと思います。
また、価格の交渉をする場合は、「契約する気持ちがあります。」という
事実を伝えてから交渉する方が良い結果が得られるかもしれません。
4.自分が「大切にしたい」「優先したい」ところを忘れずに。
良い物件に出会うと、「ひとめぼれ」してしまう事があります。
第一印象は大切にして欲しいと思いますが、
ご自身の、「優先順位」を忘れないようにしましょう。特に、「価格」
に目が行ってしまうと、後で悔やむことになってしまうかも知れません。
物件選びを楽しむためには、条件を縛りすぎず、心の余裕を持つことが
大切です。気になる物件が見つかったら積極的に内覧し、いろいろな部屋
との出会いを大切に。内覧を楽しむことで、より良い物件を見つけられる
かもしれません。
1年、2年、3年・・と時間が経過していくと生活スタイルが大きく
変わるイベントも発生していくものです。
これからのライフイベントを想像しながら、内覧を楽しんでください。
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