共感されない私の感覚
頭のてっぺんから足の先まで体中のすべての細胞が、
「眠いです!!!」って叫んでるようなほど眠い状態。
ありませんか?そんな時。
まっ、ないですよね~今まで共感されたことないし。
でも私にはあるんです、
もう突然襲ってくるその手の睡魔は本当に並みの睡魔じゃない。
体中のすべてが 眠い!!!!って訴えてくる感じ。
皮膚表面がざわざわし始めて、
体全体が薄いねむねむ膜にでも覆われるような不思議な感覚。
そうなったらもう起きてなんていられない。
座っているのも目を開けているのも辛すぎて、
横にならざるを得なくなる。
横になれない時は5分でも10分でも机に突っ伏すなり、
椅子にもたれるなりして、とにかく寝る。
時に気合で起きていられるのかと試みたけれど、
朦朧としはじめるのがオチであらがうのは時間の無駄だと判明。
この突然の睡魔の原因は正直はっきりしてないけど、
たぶん生理や排卵前後のホルモンバランスの乱れで、
睡眠の質がかなり悪くなっているとか、ストレスとか?
月に1日か2日あるかないかぐらいの頻度だけど、
それでも毎回この感覚はこのとき以外に感じられることのない感覚。
最近でこそなくなったけど(単純に外出の回数が減っているだけ説)
20代前半のバイトとか仕事をしていた時分に、
出先でこの極限の睡魔に襲われると途中記憶が飛んでることもあった…
仕事をしている時じゃなく帰宅するときとか、
買い物や遊びに行った帰りとか、疲れがどっとくるタイミングだった。
普段よく使う駅ビルのお店から気づくと駅の改札に瞬間移動してたり、
はたまた「あれ?いつの間に電車に乗ったんだ?
確かあのお店を出て2階の改札に向かおうとしたけど…」
といったように、よ~く一瞬にして別の場所にワープしてましたっけ(笑)
でも、これはたぶん普段それこそ何も考えなくても知ってる道、
というのが前提で、
脳は寝ていても体は覚えているからちゃんと移動はしてた?のかしら。
しかし、
脳が寝ているというと語弊がある気もするけど、
ピッタリする表現が見当たらないので。
そんな風に人に話してもなかなか共感されないことが、
私にはいくつかある。
変わった人、という括りで終わってしまいそうなので、
基本的には人に話さないことが多い。
特に第6感的な感覚(その話はまたいつか)については、
人生の中でただ一人だけ共感し理解してくれる人がいた。
今はもう関わりのない人になってしまったけど。
きっとそんな人とはもう巡り合わないだろうし、
もし出会ったら前の人と同じように、
一緒にいることで自分の感覚の感度が増してしまうので、
少々生きづらさを感じることになる。
だけど、言えない苦しさとか抱えている悩みを読み取って、
電話をしてくれたり言いやすい状況を作ってくれたり、
何なら私の言わないでいた悩みの詳細を先に言われ号泣したことも(笑)
なので、そうゆう所は大変楽だった。言わなくても伝わっていたから。
だけど、もしかしたらそれらは悪意のない嘘かもしれない。
単純に人の機微を普通の人より鋭敏に感じて、
それを逃さずにタイミングよく人にアプローチする。
経験であったり分析能力であったり、
それは特殊な能力ではなく、
他人を細かく観察する力にたけている人だったかもしれない。
でももしそれが嘘だったとしても、
私はその人と過ごした時間で見て感じてきたものは、
特殊で貴重な経験だったと思っている。