
【ミライトラボ_002】渡辺 結子さん (わたなべゆいこ)
こんにちは、ミライトラボ代表の渡辺です。
社会で活躍しているワクワクした大人をナビゲーターとした体験プログラムを小学生に向けて提供しています。
このプログラムは、子どもたちがワクワクの原動力である自分ならではの好奇心や喜びを発見し、学び、自分らしく成長していくための一歩を提供することを目指しています。
このnoteでは、ナビゲーターを務めるワクワクしている大人のことを知ってもらうという目的で、インタビュー形式の紹介をします。
今回は、第2回目のプログラムを担当してくださる渡辺 結子さん(以下、ゆいこさん)の紹介です。
ゆいこさんのご紹介
渡辺 結子(わたなべ ゆいこ):食品メーカー マーケター

(経歴)
お茶の水女子大食物栄養学科 卒業後、管理栄養士を取得。同大学院修了後、食品メーカーに勤務。現在は、マーケティング部で商品開発に携わり、新商品の立ち上げやブランド育成を担当。現在は、家族と名古屋市に移住し、東京と名古屋を往復しながら仕事を続けている。また、インスタグラムで料理の情報を発信しながら、師事する料理人と共同で料理教室を開催。2児の母。
ご本人のインスタグラムアカウント
料理教室のインスタグラムアカウント
~ゆいこさんへのインタビュー~
お客様の課題を見つけ、それを自分が作る商品で解決することが原動力と話す、ゆいこさん。
食品メーカーでのマーケティングという仕事の内容や、仕事で感じるワクワクについてインタビューをしました。
子どもの頃の「好き」が、大学も仕事も決めてきた
子どもの頃から食べることや作ることが大好きで、よく母と一緒に料理やお菓子作りをしていました。
その時の楽しかった思い出が、食に関係する仕事をするきっかけになったのだと思います。
また、大学を選ぶ時も、食品について学べるところを意識して選んでいましたし、就職の際も当たり前のように食に関わる会社を探していました。
チームで作った商品で、お客様を笑顔にするのが仕事
商品を作る時は、自分が作りたいものを作るのではなく、商品を買ってくださるお客様にとってどのような価値を生み出せるかを考えます。
食品メーカーで、新しい商品を作ってそれがお店に並ぶまでには、多くの事が必要です。
例えば、様々な味を作って試し、商品のパッケージをデザインし、生産する設備を準備し、コンビニやスーパーなどで販売してもらう、といったそれぞれに役割を持つ様々な人がチームで動いています。
その中で、私がやっているマーケティングは、お客様に価値を認めてもらうために、どんな商品をどうやって手にとってもらうかを考える役割を担当しています。
そのため、商品の味作り、パッケージのデザイン、販売や広告など、お客様に商品を届ける全てのプロセスに関わっていきます。
チームで携わった商品が実際にお店に並んだり、お客様の声などを聞けると、とてもやりがいを感じます。

最高の瞬間は、自分の考えた商品が身近な人を幸せにした時
私の友人の子どもは、乳と卵のアレルギーを持っています。
食物アレルギーを持っていると、他の子と同じものが食べられないことが多いのが現状です。
親側も子どもに食べさせてあげれないことで罪悪感を持ってしまいます。 私自身も娘が卵アレルギーなので、その気持ちはとてもわかりました。
私の友人のような状況の親子は少なくなく、インタビューをする過程で自分が作る商品でこの問題を解決できないかと考えるようになりました。
私は現在、健康をテーマにした食品を世に送り出すことを目標にしていました。そこで、健康に配慮し、アレルギーを気にせずにみんなでおいしく食べられる商品の開発を手がけました。
商品を販売した後、お客様から
「今まで兄弟で同じものを食べさせることができなかったが、二人揃って同じものを美味しく食べている姿を見ることができて感動しました。」
という言葉を頂けて涙が出るくらい嬉しかったですし、実際に友人の子どもが美味しそうに食べている姿を見た瞬間は、この仕事をやって本当に良かった、と心から思いました。

自分のアイディアで、お客様をもっとハッピーにできる!が原動力
新しい商品を考えるだけでなく、一度作った商品を毎年もっと良くしていくのも、マーケティングの仕事です。
こうすればもっとお客様の困っていることを解決できるかもしれない、もっとハッピーな生活を作れるかもしれない。
自分が担当する商品でそんなことを考え続けていると、自分だったらこんなことができそうだなとひらめきます。
それが私にとって、マーケティングがとってもワクワクする瞬間です。

あとがき
ゆいこさんの目標は、5年、10年とその先に続いていく商品を生み出して、より多くのお客様の手に届け、笑顔にすること。
ゆいこさんがチームで生み出した商品の話を聞いたあとだと、お店に並んでいる商品一つ一つの背後にあるストーリーを想像せずにはいられません。
ゆいこさんやチームの皆さんが、自分たち(商品を買う人)がどう良い生活を送れるかを真剣に考え、作ってくれる商品で、10年後の自分もハッピーでい続けられるんだなと、とてもワクワクする気持ちになりました。
プログラム告知
ゆいこさんとの体験プログラムは、自分が作りたいものを作る!だけではなく、お客様の目線に立ってその人の問題を解決できるような商品を考えることをテーマにしています。
普段何気なく食べている商品ができるまでには、とっても多くのことが考えられています。子どもたちが、その一端を体験することで、日常がワクワクする風景に変わるかもしれません。
今回は、商品の中身は作りませんが、自分たちが考えたアイディアを、デザイナーさんと一緒に、本物の商品のようなパッケージにしてもらいます。
そのアイディアとパッケージをもとに、自分たちの思いをプレゼンするところまでがゴールです。
今の子どもたちが生きていく世界は、ものすごい速さで変化が起きています。どのような環境の変化があっても、自分ならではのワクワクを発見し、それをカタチにしていく大人になって欲しいです。
ミライトラボは、全力で子どもたちのワクワクをサポートをしていきます。
体験プログラム詳細は、リンク先で紹介をしていますのでご覧ください。
ご参加お待ちしています!!
*2025年2月22日(土)、3月2日(日)の2日間のプログラムです。
