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未来をつかむ戦略
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https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02tsushin01_04000517.html
総務省は、情報通信審議会情報通信政策部会に設置している「IoT新時代の未来づくり検討委員会」(主査:村井純 慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科委員長 環境情報学部 教授)(以下「委員会」といいます。)の中間とりまとめとして、2030~2040年に向けた情報通信政策のビジョン「未来をつかむTECH戦略」を公表
https://www.soumu.go.jp/main_content/000548068.pdf
変革実行の8カ条としての「MOVE FAST」 「CHANGE」という変革実行は、言うは易く行うは難しであり、強い決意のもとに社会全体 で意識改革(マインドチェンジ)に取り組むことが必要である。「未来をつかむTECH戦略」 では、この変革実行に向けた意識改革の8カ条を、頭文字を並べた「MOVE FAST(すぐ 行動)」という言葉で表現することとした。以下に、「MOVE FAST」の各項目を説明
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おわりに
フランスの哲学者アランは、著書「幸福論」の中で次のような言葉を述べている。
- 悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。 人口減少が日本社会にもたらす構造変化は、これからの私たちの暮らしはどうなってしま うのか、と国民に不安感を与えかねないものばかりである。
しかし、私たちは、ただ悲観して 立ちすくむことからは何も生まれないと考え、あえてそれらの不安要素をつまびらかにして受 け止めた上で、アグレッシブにICTを活用することで明るい未来を獲得するための処方箋を 示すことにした。 また、国だけではなく、産業界や地方公共団体、国民一人ひとりに向けて、変革を実行に 移すための心構えも示した。
これらのメッセージを本報告書に書き込んだのは、アランの言うように、私たちの確固たる 「意志」として「明るい未来」を共有し、そこに向かって、それぞれができることを行動に移して いくことが、我が国の産業、地域、そして国民一人ひとりに幸せをもたらすことになると信じて やまないからである。 今後、本報告書に基づいて、総務省が必要な政策を立案し、実行に移していくであろう。 しかし、私たちが提示した「明るい未来」は総務省だけで実現できるものではなく、政府が一 体となって取り組んでいく必要がある。
総務省においては、関係省庁と綿密に連携し、共有できる「明るい未来」に向かって政策 を遂行していってほしい。また、変化の激しい技術進展が見込まれる中では、定点的なフォ ローアップを行うことも重要であり、不断の検証と見直しへの努力も促したい。
また、我々の議論に貢献いただいた「未来デザインチーム」にも、2030~2040 年代の不 確実な未来に責任ある世代として、我々の意志を受け継ぎ、常に国民に安心感を与え、楽 観できるメッセージを発信し続けられるような存在になることを期待している。