専用すぎる道具(看板屋さん編)
サムネの画像はSEIKOのサイトより
群馬県高崎市の「あなたの街の看板屋さん」未来社の"M"です
SEIKOの『専用すぎる腕時計展2』が開催中です
私が感嘆したのは、昨年の出品作「パタンナー専用腕時計」
実用もありながら、かわいいの要素もあります。推し活に転用できそう。
同じく昨年の出品作「かくれんぼ専用腕時計」
もうこれ、本当に『専用』です。
「ふざける」を「真面目」にやっていて好感度MAXな遊び心だと感心します。
他にもたくさん、「ふざける」を「真面目」にやっていて好感度MAXな遊び心万満載な腕時計たちは、サイトでご確認ください
職人さん手作りの"専用すぎる"道具
さて、専用すぎる看板屋さんの道具です
市販品にもみなさまに馴染みがまったくない道具で溢れているのですが、今日は職人さん手作りの専用すぎる道具をご紹介します。
職人さんが自分で道具を作ってしまう動機には、作業を進める上で、「いちいちめんどくせーなあ」を効率化するための必然で生まれたものと、「これってちょっと曖昧すぎない」で生まれた高精度化するための2種類があります。
これはこうやって使います
看板などのヘリから1センチ・2センチ・3センチの3種類の長さの場所で、定規代わりにカーターを入れたり、印を付けたりの作業がいちいちメジャーを取り出さずともできます。
現場での取り回しも考え長すぎないところもキモです。
お次はこれです
さあ、どう使うのでしょうか?用途は2種類あります
「看板の上から〇〇ミリ、右から〇〇ミリ入ったところに〇〇ミリの取り付け用の穴」などの指示があります。これ、定規でやると結構面倒なんです。場合によっては補助線を引かなくてはいけません。上の画像の自作メジャーを使うと1発で印が打てます
もう一つの用途は、角アールの確認です。よく四隅が丸くなっているカードやパネルを見掛けませんか。この定規をあてると半径○ミリの角の丸とすぐにわかります。定規で測ろうとすると結構曖昧になりますので便利です。
まだまだ看板屋さんだけで使われる道具がたくさんありますが、今日のご紹介はここまで。折に触れまだまだご紹介しますのでご期待ください。
"M"