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『だるま』から『DARUMA』へ

高崎だるま発祥の地で営業中です

群馬県高崎市の「あなたの街の看板屋さん」未来社のHMです

実は当社は、全国のだるま生産の約8割を占めている高崎の中でも、さらに職人さんたちが集積する「高崎だるま」発祥の地である豊岡地区にございます。

例えば、地元テレビの「小学生が交通安全を願い国道沿いのだるまを清掃 群馬・高崎市」のニュース映像に映り込んでしまうほどの立地です。シーズンになると真っ赤な串刺しだるまに埋め尽くされます。

©︎群馬テレビ
©︎群馬テレビ

「だるま」も「DARUMA」に 世界に進出中!

先日、仏誌「COURRIER」の日本語版に、当社から200mほどにあるクライアントのだるま屋さんが『「だるまを日本のアイコンに」 価値を評価する市場を求めて世界へ』のタイトルで掲載されておりました。

なるほど、あらためて海外のEショップを見てみると・・・

https://www.etsy.com/jp/search?q=daruma&ref=search_bar&dd_referrer=
陶器製ですね made in JAPAN
なにやら美味しそうでカワイイ

「daruma」で普通に検索できて多くの商品が表示されます。
ただし、説明書きには「日本の悪魔」「日本の妖精のお守り」などまだまだ文化的にキチンと広まっている訳ではないようです。

デザイナーズだるま

いろいろと頑張っていらっしゃいますが、なかでも「デザイナーズだるま」は秀逸だなと思いました。

デザイナーズだるま

どうですか?かっこいいですよね。これなら室内にあってもいいなと思います。順序が逆になりましたが、ここであらためて「高崎だるま」のご説明

歴史
• 起源: 高崎だるまは、江戸時代後期の寛政年間(1789年〜1801年)に、山縣友五郎が豊岡村で達磨の木型に紙を張り始めたことが始まりとされています。
• 発展: その後、葦名鉄十郎盛幸が木型彫りの名人として多くの木型を作り、豊岡地域でのだるま作りが広まりました。
• 商標登録: 高崎だるまは2006年に地域団体商標として登録されました。

特徴
• デザイン: 高崎だるまは、眉が鶴、髭が亀を表現しており、「鶴は千年、亀は万年」といった縁起の良さを象徴しています。
• 用途: 商売繁盛や家内安全などの願いを込めて使用され、色によっても異なる願いが込められています。例えば、黒は黒字祈願、金色は金運祈願です。

現在
• 生産と流通: 高崎だるまは全国のだるま生産の約8割を占めており、多くの職人たちによって伝統技術が継承されています。
• 高崎だるま市: 毎年1月1日から2日にかけて、高崎駅西口で「高崎だるま市」が開催され、多くの人々が新しいだるまを求めて訪れます。

高崎だるまは、その歴史的背景と独特のデザインから、日本を代表する縁起物として広く親しまれています。

Perplexity

次回は、だるまは高崎だるまだけじゃない!
全国のだるまをご紹介したいと思います。
HM