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学生の挑戦心レポ① ~わからないなら、とにかく動いてみよう!~
こんにちは。秋田県立大学に通う大学3年生のサキです。
高校生までは東京に住んでいましたが、農業に興味があり、秋田県で勉強しています!
そんな私は今、「NPO法人みらいの学校」でインターンシップをしています。「自己成長や多様な経験ができる場としてのインターンシップの魅力」を、学生に伝えるためのインターンシップ取り組んでいるんです!
その手段として、「学生の挑戦心レポ」では、インターンシップOB・OG生の体験談から伝えていきます!
そこで今回は、
秋田県雄勝郡羽後町に本社を置く、株式会社小野建設が実施した「若者が入社したくなる革新的な会社案内に挑戦するプロジェクト」に挑んだ東京都内の大学に通う学生のマユさんにインタビューを行いました!
若者視点で企業を見て、「入社したい」と思わせる若者を増やすため、若者向け会社案内作成という内容のインターンシップだったそうです。
挑戦した学生はどんな気持ちだったのか、、、気になります!
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サキ)インターンシップに挑戦しようと思ったきっかけは何ですか?
マユ)ゼミの先生に勧められ、「聞くだけ聞いてみようかな」という感じでインターンシップの説明会へ行きました。説明会を聞いてみて、「楽しそうだな!」と思い、挑戦しようと思いました。あとは、遠くへ行けること!夏休みに何かしてみたかったという思いもあったので、ぴったりでした!
サキ)このインターンシッププロジェクトを選んだ理由は何ですか?
マユ)プロジェクトの説明を聞いて、自分の目線で「企業の魅力を伝える」というところに惹かれました~自分でもできるかもな!って思ったんです。
サキ)開始前、不安はありましたか?
マユ)楽しそう!という思いが強く、不安はあまり感じていなかったですね。
サキ)自分のどういう部分が企業に貢献できると思いましたか?
マユ)以前に、パンフレットをつくった経験があったため、会社案内をつくるこのプロジェクトに経験が役立つかなと思っていました。
サキ)インターンシップが1ヶ月ということで、何か他にやりたいことは無かったですか?何かと天秤にかけたものとかはあったのでしょうか。
マユ)夏休みだったので、遊びに行きたい、ゲームをしたいという思いもありました。でも、遠くの土地に行って経験する方が楽しそうだなと思いました。
サキ)実施プロジェクトの期間が1ヶ月でしたが、期間は最適だったと思いますか?
マユ)最適だったと思います。これ以上長かったら、会社案内をつくるというプロジェクトの締め切りに間に合わせる気持ちが薄れていたと思うし、短かったら間に合わなかったと思います。
サキ)学生がインターンシップを始める時期として、いつが適切だと思いますか?
マユ)やってみたいと思ったらいつでもいいと思いますよ!
あえて言うなら、早い段階でやってみるのをおすすめします。早い段階でインターンシップを経験していれば、違うなと思ったら舵を切ることができるし、その経験を活かし新たな経験を積むことができるからです。
サキ)インターンシップに行く前に期待していたことと、実際にインターンシップしてのギャップがあったら教えてください。
マユ)いい意味で、行く前は期待していなかったんです。それは、楽しめるか楽しめないかは自分次第だと元々思っていたからです。でも、それ以上に楽しくて、そこはギャップだったと思います。
サキ)インターンシップで大変だったこと、苦労したことは何かありましたか。
マユ)パンフレットの印刷時期から逆算して入稿に間に合わせることや、期間中に休む時間をつくるのは大変でした。
サキ)大変だったことや苦労したことに対して、工夫したことや自分の変化や成長を感じられたことはありましたか。
マユ)プロジェクトの目標達成のためのスケジュールの組み方は難しかったので、インターンシップコーディネーターなどの大人の方に助けを求め、経験を吸収しました。その時、「大人って案外怖くないな」って思いました。何というか・・・自分に対して助けてくれたり、良くしてくれる人に出会えて、社会人に対する価値観がほんとに変わりました!
サキ)インターンシップ中に感じたやりがいってどんなところがありましたか?
マユ)デザインすることは自分の好きなことだったので、好きなことで誰かの役に立てるというところにやりがいを感じていまいした!
サキ)自分が気づいた企業側の変化はありますか?
マユ)インターン先の社長さんが、ふるさとを大事にする方だなと感じたので、その思いを自分目線で会社案内の表紙に盛り込みました。
自分目線で社長さんの思いを言葉にし、会社案内に載せると、「社長の思いをこんなに的確に表現できる言葉があったんだ。」と社員の方に感謝していただき嬉しかったです。
建設会社で、このような会社案内を作成している会社は、ほとんど無いらしく、後に地域の建設業界で話題になったということを聞きました。
サキ)インターンシップの経験がその後に役に立ったことはありますか?
マユ)大人のイメージが変わったことで、大人と話すことに抵抗がなくなって、就活の際などに企業の方に電話をかけるのが怖くなくなりました!そういう部分で役に立ってると思います。
サキ)その変化はでかいですね!
マユ)でかいです!
サキ)インターンシップをもう一度やれるとしたら、どんな経験をしたいですか?
マユ)何だろう。。。自分がやりたいことが、自分に合うかどうかを確かめるために大学生活はあると思っているので、やってみないとわからないことをもっと経験したいなあと思います!
サキ)お勧めしたいインターンシップ(期間・プロジェクトなど)はありますか?
マユ)長期・中期(1カ月以上)で実践型のインターンシップのプロジェクトに自分が参加することで、経験が積めるようなインターンシップをお勧めします。
サキ)地方に一定期間滞在し取り組む実践型のインターンシップの魅力は何んですか?
マユ)インターンシップコーディネーターの方々は、インターン生の学びにとても協力的でした。その地域でしか経験できない大曲の花火大会や、男鹿の水族館などに連れ行ってくださったことも楽しかったです。
サキ)アルバイトとインターンシップで働くことの経験から感じた違いを教えてください。
マユ)アルバイトは、業務の範囲内で動きますが、実践型のインターンシップは、業務の範囲が決まっていないので、自分のやりたいことができます。だからこそ、難しい面も多いですが、色々と経験できます。
サキ)あなたにとってのインターンシップとは何ですか?
マユ)自分が、何が得意なのか悩んでいるときに、動いてみることによって悩みに対するヒントを得ることができる場だと思います。
サキ)実践型インターンシップをやったことない人に、メッセージはありますか?
マユ)周りの協力してくれる大人の方々にどんどん頼って、何でもいいからやってみよう!何かを与えられる前に、自分で考えて行動することが大事だと思います。
サキ)質問は以上です。ありがとうございました!
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「何かを与えられる前に自分で考えて行動してみよう。」すごく力強い熱いメッセージが伝わってきました。羽後町で暮らす1ヶ月間で、新たな価値観が生まれ、大きな成長につながったんですね!