食べているトマトはどこから来たのかな? (農業)
こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。みなさんはふだん、年中、トマトを食べていると思います。食べているトマトの産地って確認したりしていますか?
今、近畿圏のスーパーの青果コーナーに並べられたトマトを見ると、北海道産、北海道産、北海道産、北海道産、北海道産!
北海道産で埋め尽くされている状況なんですね。この暑い時期には涼しくて栽培環境のよい北海道で栽培されたトマトが近畿の方まできているんです。
夏の暑い時期、近畿でも露地栽培ならトマトは採れますが、ハウス栽培ではしっかりとした冷房設備がない限り栽培が難しくなります。そのため栽培環境の良い北海道で作られたトマトがはるばる近畿まできているんですね!
大阪中央卸売市場の月別・産地別の入荷量のグラフを見てみるとこのような感じになります。北海道産は約50%となっていますね。でも肌感覚的にはもっと北海道産が多く占めているように思っています。
しかし年間全体を眺めてみると大阪では熊本産が圧倒的に多いですね。
ちなみに地域ごとに状況は違っていて、東京卸売市場では下記のようになっています。
東京でも熊本、北海道が強いですが、栃木、愛知、千葉、青森も頑張っていますね。
みなさんが日々食べているトマトの産地をぜひ意識してみてください!
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