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収量を最大にする植物生理学!「CO2」(農業)

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。
前回も述べましたが、農業経営の基本はまず栽培をしっかりと行うこと。安定品質・安定収量の実現が最も重要です。いくら農業マーケティングやブランディングやといって様々な活動をしても肝心の安定品質・安定収量ができなければすべて崩れてしまいます。
農業も「モノづくり」である以上、なによりも大事なのは“しっかりと作る”ことです。

そこで最も重要になってくるのが光合成であり、そのメカニズムを理解する植物生理学を理解すことです。しっかりと理解し実行すれば、収量が増えるだけでなく、品質も良くなります。

そこで今回は植物生理学の観点から「CO2」についてお話したいと思います。
私の記事で何度もお話してきましたように光合成のための材料は「水(H2O)」「二酸化炭素(CO2)」です。しっかりと光合成産物を生産していくためにはCO2は非常に重要です。

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