農家のキッチンカー (農業)
キッチンカーってお洒落でカッコいいですよね。キッチンカーを見かけるとちょっとしたおいしいものを食べさせてくれる感がありワクワクします。
カラフルなものやかわいいもの、カッコいいものなどさまざまです。
最近は農家によるキッチンカーの導入が増えています。
新型コロナウイルスの感染症の拡大でテイクアウト需要が高まっていることが背景にあります。キッチンカーを活用して自分の農作物の付加価値を高め、消費者に魅力を伝えるにはコンセプトや狙いをしっかり決める必要があります。
○始める際の手順
飲食業であるキッチンカーの営業には営業を行う都道府県保健所の許可が必要です。
1.営業行う都道府県の保健所に相談
2.申請書類の提出 (手数料は1万円程度)
3.車両持ち込み検査
4.営業許可書の交付
設備によって提供できる食品が異なるので営業許可申請をする保健所に申請方法や必要な設備などを事前に相談しましょう。また車の大きさによって出店できない場所があるので自分が考えている出店場所の条件を調べてから車を購入・製造したほうがよいです。キッチンカーの店舗部分の設備などは価格を抑えるために手作りしても保健所の営業許可を取得することはできます。ただ自分で手作りするとどうしても専門の工事業者がやるようにはいきません。雨漏りや故障などはありえます。車の改造ですので走行中に故障などが発生した場合は危険です。
そういうことから専門業者に購入製造を依頼することがお勧めです。
○何をしたいのか戦略を明確に!
簡単に取り組めると思っていることが多いが、キッチンカーなら売れるわけではないです。
考え方はお店を作るのと同じです。自分の農作物の消費者への訴求方法は他にもたくさんあります。
キッチンカーが最善かどうか考える必要があります。流行していたり簡単に作れたりする商品はライバルが多いので誰に何を届けたいか、なぜお客様はこのキッチンカーで購入しなくてはならないのかという物語やPR ポイントといった戦略をしっかりと考えましょう。
農家がキッチンカーを使う場合は、自前の農作物を使うので物語が他の人よりも出やすいと思います。
しっかり戦略を立てて参入しましょう!
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