リコピン推し、GABA推し、高糖度推し。。。。 (農業)
トマトは打ち出し方が多い農作物ですね❗
リコピン推し、GABA推し、高糖度推し。。。。
葉物野菜ではなかなかこういった推し出し方はできません。葉物野菜だけでなくきゅうりやナスなど果菜類でもこのようにバリエーションに富んだ打ち出し方ができる農作物は少ないと思います。
従来、トマトの差別化要素としては「高糖度」が多かったですが、最近では機能性として「高リコピン」、「GABA」が幅を利かせてきています。
※リコピン:
トマトやスイカに含まれる赤い色素のことで、体内の過剰な活性酸素を消去する抗酸化物質です。老化の抑制など美容・アンチエイジング効果やがん細胞の増殖抑制や動脈硬化の予防など健康への効果がある。
※GABA:
アミノ酸の一種で、ストレスを軽減させる効果やリラックス効果がある成分。血圧降下作用もあることから、高血圧から引き起こされる脳卒中などの予防にも効果がある。
現代社会のテーマである「アンチエイジング(美容)」「健康」「ストレス軽減」などと絡めて消費者に訴求していけるのは強いですね。
トマトのように訴求ポイントの多い農作物は、自分の農作物に様々な付加価値をつけて単なる「農作物」から「商品」に変えていくことが重要なポイントで、逆に何のアピールもない「農作物」を「農作物」として販売していては、今後、厳しくなっていくと思います。
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