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農業ハウスを建設する際に⑱ ~一括発注と分離発注~

前回までに予算金額と見積金額を比較し、ハウス・設備の仕様の見直しなどを何度も繰り返してしっかりと予算内におさえることが事業を成り立たせるために重要だという話をいたしました。この予算金額VS見積金額の部分は農業ハウスを建設する際に最もパワーのいる仕事の一つです。
ここを乗り越えるといよいよハウス建設工事の発注です。

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農業用ハウスを建設する際、一般的にはハウスメーカーに発注しハウスメーカーが元請けとなってハウス建設や内部設備工事をするのが一般的です。農業者(施主)がハウス建設全般を一括してハウスメーカーに依頼するのを「一括発注」といいます。(上記のプロセスの図は一括発注が前提となっています)
一方、農業者(施主)がハウスメーカーにはハウス建設だけを依頼し、暖房機工事や潅水システム工事など個別の工事はハウス建設工事から分離して、農業者自ら施工業者や設備メーカーに発注することを「分離発注」といいます。

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