#6 暗闇

大学受験を控えている妹のメンタルがどうにか壊れずに受験当日まで持つことを願う今日この頃。

　人生の分岐点でもある大学受験。1年前の今は、早めに登校してSHRが始まるまで勉強、昼休みに自習室で勉強、課外後に昇降口が閉まるギリギリまで勉強、そして家に帰って勉強。とにかく勉強のことしか考えられず、そのおかげで生活習慣も意味分かんないことになっていました。でも、その努力も虚しく、模試の成績は上がらないどころか、ある時を境に下がり始めて。しかも、よりによって圧倒的に勉強時間・量を費やした理系科目。共テ前最後の模試では過去最低点を叩き出してしまい、もう無理だと自棄になりました。

　いつかは伸びると自分に言い聞かせつつも不意に襲ってくる不安。全然結果が出ないまま刻一刻と試験日が迫ってくることへの焦り。どんどん周りの人たちの進路が決まっていく中で感じる孤独感。大学受験って、本当に心が乱されるんですよね…。現に妹も今、勉強しても模試の結果として現れないことに苦しんでいて、いろんな悩みも抱えていて。妹は強く見える部分もあるけど、かなり脆くて繊細だから、受験の圧に耐えられるかほんとに心配…。そして、受験を経験した身とはいえ、なんて声をかけてあげるのが正解なのか分かりません。結局本人の気持ちは他人が簡単に理解できるものではないので。何もしてあげられないのがもどかしいけど、なんとか頑張ってほしいな…。

　そして、妹だけじゃなくて、他の高校生みんなも。私の母校は推薦を受ける人が圧倒的に多いから、今頃みんな受験対策に追われていることでしょう。私は推薦を経験していないので、推薦の大変さは分かりません。でも、推薦組が、昼休みや放課後を返上して毎日指導を受けたり、放課後遅くまで教室に残って小論文や面接の準備をしたりする姿を見て、一般組の私も、もっと頑張ろうと気持ちを奮い立たせることができました。推薦に挑戦する方々すごいなって心から思います。どうかみなさん、自分を信じて、最後まで諦めずに進んでください。
　一般の方も含めて、みんなが進路目標を達成できますように…！！