Prologue-2024 Adventure to the U.S.🇺🇸
2024年正月。
2023年の壮絶さ(卒論→北海道の牧場に就職→2ヶ月で実家に戻り短期バイトでつなぐ→現在のフルタイムバイト)に、心身ともに相当疲弊していた私は、年明けと共にその厄が落ちたような感覚があった。いやぁ、もう本当にそう思いたかったのさ。毎年恒例の初詣で、恐る恐る…でも期待を込めて引いたおみくじには、旅行○とある。何より、学生時代からそのポジティブコメントが好きで欠かさず読んでいる「しいたけ占いの2024年上半期」では旅行に行くべしとのことではないか!「よし、コロナ前からずっとずっと行きたかった海外へ!! 今年は絶対行く!」神社で心は決まった。
そうと決まれば、次はどこに行くかである。高校時代に 10ヶ月ほど留学していたAustraliaに帰ってみんなに会うことも考えたが、今年はNew Discoveryに出たかった。行ったことのない場所へ。
大学時代にフランス語をかじってたから、25歳までにパリに行きたいという謎の目標があったが、2024年パリはオリンピック開催都市ではないか!いろんなところでパリ在住の人々がとにかく今年はやめといた方が良いと言っているのを見て、確かにそうだなと。ここは後回しにすることにした。
もう一つ、行ってみたい国があった。
あの絶望の2023年の中で急激に縁を感じた国。
アメリカである。
I got three bridges to U.S.
アメリカと私を繋ぐ、3つの縁。
私には大学時代からLanguage Exchange Buddyとして1,2週間に1回ZOOMで1時間話す友達がいた。彼女はアメリカの大学院生、母国語ではないけど英語はペラペラで日本語も勉強中のSuper Smart Girl! コロナ禍ゆえの大学の企画でマッチングした私たちだが、定期的に1時間話しているとオンラインといえどもかなり仲良くなった。彼女をいつか訪ねたいと常々言っていた。これがアメリカとの最初の架け橋。
もう一つの超頑丈な橋は思いがけないところで繋がった。
2023年の絶望期、最初の就職先を秒で辞めて実家に戻った私は、家の近くで短期バイトをしていた。ここで出会った先輩が、後に実はシアトル在住であることを知る。この時は一年限定で日本に戻ってきていた。彼女から英語やアメリカの話を聞くたびに目を輝かせていたと思う。仲良くなってからは、会うたびにいつかシアトル行かせてくださいと懇願。いつも「いいよー」と言ってくれていたが、「あの、私、いいよって言われたらガチで行きますから!」と宣言し、本当に実行してしまった。今回の旅で本当に本当にお世話になった、大恩人との出会い。
そんでLast Bridgeは、大好きなJosh Hawkinsonの出身地がSeattleだったから!(笑) 2023年、元気がなかったときにWorld Cupでの彼の献身的なプレイを見て感動した。元気をもらった。自分が中学の部活でバスケをしていたあの頃のことを思い出した。本来の自分を取り戻す一つのきっかけになったように思っている。それ以降、彼のファンでちょいちょい試合を見に行ったりしてるが、そう、彼はシアトル出身なのである。
ここまでアメリカとの縁がそろったのだから、これはもうアメリカに行けってことだ。アメリカがオレを呼んでいる〜〜〜!!!!!
という勢いのまま、アメリカ行きを決心!
うぇ〜〜い、アメリカだーー!!
さぁここからが楽しかった、準備編。
To be continued☆