見出し画像

夢見るラクサ

今朝はわりかし鮮明な夢を見た。
小学校低学年のときに給食の時間に自分の見た夢の話を盛りに盛って話し、しっかり叱られて以来、「夢の話をしてろくなことはない」と色濃く脳裏に刻み込んだのだが、今日ばかりは夢の話をさせてほしい。

小綺麗なカフェのような場所にいた。
その場所にに辿り着くまでにもとてもドラマがあったような気がするが、その部分は思い出せない。
店内はカウンターが手前にあり、そこで私はメニューを見せてもらっていた。その場所は外国(日本ではないアジア圏のどこか)で、「I'm from Tokyo, Japan.」などと店員さんに話しかけておすすめを聞いた。どこかのタイミングで「sushi」というワードも聞いた気がするが、とにかく日本人ならこれが口に合うと思うと、ラクサをおすすめされたのだった。
大体そのまま受け入れるタイプの私は夢の中でも言われるがままにラクサを頼み、店内奥へと進む。思ったよりも奥が広い店内で、大きな木を輪切りにしたおしゃれなテーブルの席に惹かれ、席につく。もっと食べたことのない変わった料理にすればよかったと後悔していた。

とまあそんな具合で、夢の中ではラクサを注文したことを後悔していたのだが、朝起きた瞬間からラクサを食べたい気持ち、爆発。である。
あのメニューに載っていたラクサのイラストがとても美味しそうだったのさ。無類のココナッツ好きでもある私は、朝起きてトイレに行きながら、ラクサのココナッツスープの味を思い出していた。あれ美味しいんだよねー。
もちろん、起きてすぐのトイレに行く前にスマホで職場近くにラクサを食べられるお店がないか調べたのだが、フォーやタイ料理は複数あるものの、ラクサはない。

なんせラクサはシンガポール料理なのだ。
シンガポール料理を置いている店は、東京といえどどこでもあるわけではない。ラクサの夢を見たのは、おそらく昨晩寝る前に見た「出川イングリッシュ in Singapore」の影響だが、私はとにかくラクサを諦められない。
前に仕事の帰りに待ち合わせて親友と食べたラクサが美味しかった。
その親友は今や都内に一人暮らし。
仕事終わりに待ち合わせしてラクサを食べることは前よりとてもハードルが高くなってしまった。
それでもやっぱりラクサを食べたい。
けど、今日は水曜日。できれば家に直帰したい。一人飯ならなおさら。
仕方なしに、職場近くの香港麺(ラクサに比較的近くて間違いなく美味いもの)を食べに行こうか、今のところかなり悩んでいるが、たぶん私は今日もいつも通りの簡単弁当を食べるのである。
あーどうしよう、決めかねる昼。quality of Lunch=QOL

p.s.
結局、コンビニ2件、駅のデパ地下、ドンキを見てラクサ(カップヌードル)を探したのだが、どこにもなかった。そして必ずトムヤムクン味はあった。
ラクサ、トムヤムクンに負けるな!


いいなと思ったら応援しよう!