Life goes on…

めくるめく季節は進むが、私は例外なくまた自分の経済状況について頭を悩ませる毎日をあいもかわらず送っている。

というのも、今年も残すところあと2ヶ月。年末調整の時期である。
自分の年末調整をやらねばと総務人事から催促が来ていたことが頭の片隅から完全に抜けかけていた頃、かぞくLINEに父親から「年末調整のためみんなの年収を教えて下さい」と連絡が。仕事中だったためほっておいて、家に帰って大体の額を考える。アルバイトの辛いところは私の場合、カレンダー通りの出勤のため祝日や年末年始、GWはしっかり休めるけどもその分給料がガクッとDownしてしまうとこである。少ない年収ではあるが、これでアメリカに行けたことをもはや誇りに思っていつつ(たくさんの人が助けてくれたから行けたのです。感謝m(_ _)m)、チャットに入力。

ちらっと見えた妹の年収。

えーーーっと、
(妹の年収)ー(私の年収)=150万

彼女は正社員だし、国家資格をもっているからもちろん私より多く稼いでいることは分かっていたけど、え、ええ、150万。。。まじか。

以来、あと150万多く稼いでいたら何に使うだろうかと暇さえあれば考えてしまう。
危険な思考のdirectionとしては、「これしか稼げない自分=それぐらいの能力しかない自分」と決めつけてしまうことだ。年収とかって社会での価値を示す数字のように感じてしまって(勝手に)、本当に落ち込む。悲しい気持ちになった。泣かなかったけど、叫びたかった。

このショックを数日引きずっていた中のある夜。
いつものごとく、髪の毛をドライヤーで乾かしながらノリノリで歌を歌っていた(ドライヤーの騒音で自分から発される騒音が0になると思っている)。それをお風呂場から聞いていた妹が、「人生一番楽しんでるよねー」と顔を出して言ってきた。

そうか、150万も多く稼いでる人から私はそう見えるのかーと。
そしたら、自分の人生、結構楽しいじゃんと思えた。ノリノリで歌っちゃうくらいには。
ここ数日モヤモヤしていた悩みがどうでも良くなった。
我ながら単純である。

お金は大事。ないよりはあったほうがいいと思う。
けど、金のためだけに生きたくない。
もがく25歳。




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