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【活動レポート】福島県聖光学院ミライラボ2024の取り組み(中編②:ワークショップ本番)
「前編:アイデア創出から試作&テストまで」はこちら
「中編①:チーム編成とワークショップの企画準備」はこちら
だてなフェス2024/高校生企画イベント「ダテノワ」とは
だてなフェス2024とは、11月10日(日)に開催するだて地域ならではの魅力を発見するグルメとワークショップが集結したイベントです。今回初めての試みとして、「ダテノワ会場」という、高校生たちが「こんな地元になったらいいな」と感じる、6か月間の夢や想いを詰めた地域イベントを初開催します。
当日イベントに訪れたのは、なんと約3500人!!聖光学院ミライラボの生徒3名も運営スタッフとして当日活躍していました!
このイベントの「だての魅力発見ワークショップ:チャレンジブース」で、聖光学院ミライラボが「バスボムのワークショップ」を実施した様子をご紹介します。
「聖光学院ミライラボ×バスボム」のワークショップ
ダテノワ開催当日。保原体育館にはたくさんのプログラムが用意され、チンチン電車広場には食べ物の屋台やワークショップ企画など36軒の屋台が並んでいます。その一角に、私たち聖光学院ミライラボの「手作りバスボムワークショップ」ブースがあります。
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まずは事前準備。ブースの飾りつけはCBOチームが作ったポスターを飾ったり、授業の様子をまとめた掲示物や商品の仕様書を掲示したり、机を並べたり、必要な道具や材料をセッティングしたりと、みんなで協力しながら慌ただしく準備を進めていました。
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バスボムをラッピングして入れたガラス瓶に「4種のフルーツバスボム」ラベルを貼って、商品見本も完成!
この「フルーツバスボム」の企画は、直径4センチの小さなバスボムで、福島の象徴となるフルーツを使用するというもの。年齢が若い女性の方々をターゲットに考え、包み紙に包んだものをガラスの瓶に入れて、可愛く見せられるように、目を向けてもらえるようなデザインを工夫しました。
試行錯誤して作ったこのフルーツバスボム。試作段階で、リンゴ×カヤの実を混ぜるとソーセージのにおいがする!ドライイチジクを粉末にすると味噌のにおい!など、新たな発見もありました
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準備をしていく中で、当初想定していたイメージよりも机やブースのスペースが狭いことが判明!計画では一度に複数人の人を対象にしたバスボム作成ワークショップを全4回行う予定でしたが、交代制でやると机のスペースが足りないかも……。臨機応変!急きょ、来たお客さんを都度対応する形に変更!変更内容に合わせて材料(3種類の粉を小分けにした袋、4種類のフルーツの粉、カヤの実の粉、6種類の食用色素など)、道具(紙コップ・スプーンなど)、手順書などを並べていきます。
するとそこに・・・・
「このバスボムづくり、もうできますか?」
と、家族連れの方が何組も様子をうかがっています。
お客さまを待たせちゃいけない!と、「どうぞ、どうぞ!」と案内してバスボムづくりのサポートをみんなでしていきます。
「ここに3つの粉袋があります。一つずつ開けていってよく混ぜていって・・・」
「リンゴや桃やみかんとか、いろいろなフルーツがあるよ!どのフルーツが良い?みかんとオレンジの色素混ぜるの?いい香りがするね」
「よく混ぜてね。上手!!」
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みんな、きちんと接客の練習もできないまま始まりましたが、丁寧に説明しながら一緒にバスボムを作っていきます。
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気づけば順番待ちをする列が続き、あっという間の大盛況。
お子さま連れの方が多かったのですが、他にも元野田学園の卒業生や、子どもが今学生で通っている方、屋台を近くでやっている方など、いろいろな方がバスボム作成ワークショップに参加していただきました。
想定以上の大人気でやることがいっぱいでしたが、困っている友達をフォローしたり、裏で洗い物や分量を量ったりとみんな助け合っていました。
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フルーツの配合の微調整が難しく、うまく固まらないこともありましたが、参加者は楽しそうにバスボムづくりをしていました。
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気づけば休憩もなかなか取れず大盛況が続き、もともと用意していた100個分のラベルがなくなり、ワークショップは満員御礼で少し早めに終了。
当初の予定では、「最低でも40組・目指せ80組」を目標にしていましたが、大幅に上回る100組以上の来場者にご参加いただきました!
多くの方から絶賛や励ましの声を直接スタッフにお話しいただいたり、当日のアンケートやWebアンケートにも回答していただきました。
アンケート結果はお子様連れも多かったためか、女性の方が圧倒的に多く、30代の方が半分以上を占めていました。非常に満足という方が半分、満足という方がほぼ半分で、ほとんどの方に満足して体験していただいたことがわかりました。
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【アンケート抜粋】
時間配分がちょうど、良かった
学生の説明が非常に分かりやすかった。
香りの中では桃とリンゴが良かった。もっと色んな香りを増やして欲しい。またこのような機会があれば是非参加したい。
バスボムの色をもっとハッキリさせたら子供が喜ぶと思う。
可愛らしいパッケージに入れて販売して欲しい。
中におもちゃが入っている商品が良い。
身体に優しい素材を使用して欲しい。
福島のバスボムを商品化するに至った経緯や商品化までのストーリーも合わせて発信してみてはどうかなと思いました。
一生懸命な学生さん達の姿が素敵でした。
温かい声や、具体的で参考にしたい意見、学生達に向けてのエールなど、たくさんいただきました。
事前準備と当日対応、聖光学院ミライラボ一丸となって対応した「フルーツバスボム作成ワークショップ」。
気づきもたくさんありましたが、振り返りはまた次回に…。
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