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今、注目の「宇宙」ビジネスの課題解決に挑戦しよう!ワークショップレポート

こんにちは、ミライクルラボです。

先日11月2日に、羽田イノベーションシティで開催した「起業家のアイデア発想に挑戦!宇宙から安全に帰還するための着陸プロテクターを作ろう!」のハネラボイベントをレポートします。

「羽田イノベーションシティ」とは
「HANEDA INNOVATION CITY」とは、東京都大田区と官民連携で開発を進める羽田空港隣接の大規模複合施設。商業施設・オフィスなどがある一方で、研究開発施設やコンベンション施設など最先端の施設も整備されていて、スマートシティの実証フィールドでもある。「先端」と「文化」がひとつの街の中で融合することで、様々なヒト・コト・モノの分野を超えた交流を誘発。ビジネスでも、プライベートでも、これからここに訪れるすべての人にイノベーションを提供している。
https://haneda-innovation-city.com/about/

「ハネラボ」とは
羽田イノベーションキッズラボの略で、ものづくりやSDGsの探究学習、課題解決を学ぶイベントを実施。

皆さんは、一人の人間を宇宙に送り込む費用がどのくらいか知っていますか?

国が主体となって始まった宇宙産業。近年では世界中で民間企業や起業家が注目・新規参入し、宇宙ビジネスが急成長している現在。

宇宙開発における大きな課題の1つ…

それは、「地球への帰還」です。

小規模から大規模まで様々ですが、行く時の値段が約70億円程度だった場合、帰ってくる時の値段は約140億円、約2倍かかると言われています!(*自社調べ)

帰還に費用がかかる主な原因は、
①大気圏をこえるための熱対策
②行く時の設備に比べて部品などの再利用ができない
③安全な着陸のため
だと言われています。

今回のワークショップでは、「宇宙」ビジネスの課題の一つ、「安全な着陸」を解決するアイデアを親子で考えました。

今回のワークショップで使うのは、A4用紙1枚とはさみとのりだけ!
宇宙船を紙、宇宙飛行士をうずらのたまごに見立てて、着陸プロテクターを考えます。

まずは「科学会議」で意見を出し合った後、それぞれのプロテクターを作っていきます。
どうすればうずらのたまごを守ることができるのか、仮説を立てながら思い思いに作っていきます。
家族で一人一つのプロテクターを作ったのですが、お父さんお母さんの方が夢中になる一幕も。

プロテクターを作ったら、たまごを乗せて実証実験!
実際に2階程度の高さから落として自分のアイデアがうまくいくか試しました。

2.5階の高さから落とします!自分のプロテクターはうまくいくのかドキドキ・・・

全3回、合計18人の作ったプロテクターで実験をしましたが、成功は8件。
思い通りの結果になった子も、思わぬ動きになってうまくいかなかった子もいて、とても盛り上がりました。

一緒に来ていたお父さんも参戦!なんと、無事着陸を果たしました!

このプロテクター、「必ず割れない正解の形」はありません。ちょっとした条件の違いで結果が違ったり、同じように作っていても成功したり失敗したり・・・

今後もミライクルラボではこういったワークショップを実施しますので、ご興味のある方はご連絡ください。


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