フレグランスの魔法 アルバム効果

前にプルースト現象について書いたが、今回それに似た香りについて!「あ、あの人の香り」
不思議と匂いというものは、音楽といっしょでその当時の情景や思い出や人物が蘇ってきたり、デジャブをひきおこす。これをアルバム効果という!近寄った時にほのかに香るフレグランスはさらに、幻想的な世界を創り出し、その人物の雰囲気にあったフレグランスはその人の魅力を倍増させ、時には異性を虜にしてしまう。自分のフェロモンとマッチングさせると独特の匂いが発散し、すれ違いざま多くの人が振り返る時もあるでしょ。香水は脈打つ場所に少量つけるものじゃない。惜しみなくたっぷりとつけるほうが正解だ。いい香水はトップノート、ミドルノート、ラストノートと香りが変化していき、一粒で3度おいしいってわけ。昼間にムスクや伽羅の香りは似合わない。昼には昼の、夜には夜の香水を! TPOを間違えると何でも「変」になる。

雨ににおいを感じる事がある。雨そのものではなくて、雨で生き返ったアジサイや土から立ちのぼってくるような自然の息とでもいおうか。同じ感覚なのか無臭のはずの日光や風にも好ましいにおいを感ずる。風は香りを運んでくれる。日光はモノのにおいを引き出してくれる気がする。「布団を日なたで干すと何の心配も無く育っていた小さい頃の、ほんわりとした、独特のにおいがする」・・過去に新聞で読んだ記事より抜粋推敲

「あ、あの人の煙草の匂い」煙草の匂いも染み付けばカッコイイ。

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行雲流水
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